2011-09-21

9月20日 ドイツでオートマ限定解除 その3

ドイツでオートマ限定解除をすべく,教習所に通っている.教習所に6回通ったあと,試験を受けて受かればよいとのこと.
日本でのオートマ限定解除の試験は教習所内での試験のみで,路上試験はない.その点,ドイツでのオートマ限定解除は,市(もしくは州かも)の試験管がやってきての路上試験なので,その点は少々きついかもしれない.しかし,ドイツの無期限免許証をマニュアルにするチャンスは今しかない(今後,いつまたドイツに住むことができるかわからない)と思い,ドイツでオートマ限定解除のチャレンジをしている.日本への帰国も迫っている中,ちゃんと取れるか心配だ.いや,取らねばならない.

4週間と少し前に,オートマ限定解除の試験の申請をミュンヘンの免許証交付局にした.だいたい3~4週間ほどで,試験の書類が教習所に届くと言われた.その書類が届いて初めて試験を受けられるのだ.すでに4週間経過.日本への帰国が迫ってきているので若干焦る.

ということで,免許交付局に来て,書類の進捗状況を確かめることにした.
免許交付局.いつものように1階(地上階)受付で番号札をもらう.15:22.平日の午後はすいているという情報を得て午後に来てみた.確かに午前中よりも人が少ない.でもやっぱり結構人が多い.私の番号札は80番.現在呼ばれている番号は63番.17人待ちだ.
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待つこと2時間.17:20.ついに私の番号が呼ばれた.午前よりは早いが,それでも2時間待ち.どうしてこんなに待たされなくてはいけないのだろうか.うーーん.ドイツの事務処理,なんとかして欲しい.

さて,いつものように個室(といっても3人の事務官が机を並べている部屋)に通される.4週間前に試験の申請をしたけどどうなっているのか進捗状況を知りたいと伝える.
事務官は,私のパスポートを見ながらコンピュータをカタカタとたたき始める.免許証を見せてという.パスポートと免許証を持って,ちょっと待っててといって別の部屋に行ってしまった.待つこと10分.ようやく事務官が戻ってきた.試験は昨日からできるようになっているとのこと.よかった!
それにしても個室での待ち時間10分はいったい何のための時間だったのだろうか.こういう待ち時間が事務処理の時間を長引かせるのだ.改善求む.

ここで判明したことが一つ.
私が,教習所でもらった試験を受けるための申請書を免許証交付局に提出した(4週間前).その後,私はてっきり何か書類のようなものが教習所に行くのだと思っていたが,教習所には何もいかないらしい.その代わり,教習所はインターネットで免許証交付局にアクセスして,私が試験を受けられるようになったか確認でき,受けられるようになっていたら試験の日を決めることができるとのこと.
なるほど.では,帰りに教習所に行って,昨日から試験が受けられるようになっていることを伝えてこよう.


(ここで国際免許証の申請をさらにしたのだが,トラブルに発展.これについてはあとで別の記事にする)


帰り道に教習所に寄った.時間は6時40分.小さな事務所にはいつもは事務のおばさんが一人座っているだけだが,今日は,若い先生らしき人と生徒らしき人が何人も椅子に腰掛けていた.小さな事務所には椅子が20脚ほど並べてある.とても講義室には見えないが,どうやらここで教習の講義を行うらしい.私は限定解除なので講義を受ける必要はない.
さて,おばさんに試験が受けられるようになったことを必死に伝える.このおばさん,ドイツ語しかできない.念のために職場の同僚に,試験日程の進捗状況を問い合わせる手紙を書いてもらっていたので,それを見せて,おばさんは合点がいったらしい.さっそくコンピュータで何かをチェック.すると,画面を指さしながら,私の試験はすでに来週木曜日に設定されているわ.とのこと.そうか,昨日のうちに試験を決めてくれたんだな.良かった良かった.

ということで,来週木曜日にオートマ限定解除の試験.緊張するが,きちんと一発でパスするべく最大限の努力をしよう!

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