2011-09-08

150周年記念コイン.始祖鳥化石発見.

今年は,鳥の起源といわれる(最近,異説があるようだが),始祖鳥の化石が発見されて150周年になる.始祖鳥は,ここドイツのバイエルン州のゾルンホーフェン近郊から発見されている.

150年を記念して,記念切手や記念コイン(10ユーロ銀貨)が発売された(2011年8月).

記念切手は郵便局で手に入る.問題はコイン.
手に入れたいと思って,まずは銀行に行ってみた.ところが,銀行ではそんなコインは扱っていないという.そのコインは,ちゃんとドイツの金融局?造幣局?が出しているのに,銀行では扱っていない.銀行の人に聞いてみると,コイン屋さんに行くべきだと言われた.

早速,職場の近くのコイン屋さんに行ってみる(街を気をつけてみてみると,意外とコイン屋さんがある.いままでまったく気がつかなかった).コイン屋さんで,始祖鳥化石の記念コインが欲しいというと,入荷は未定とのこと.たぶん来週入ると言われた(8月25日ごろ).10個ぐらい買いたいんだけど,というと,「え!?10個も?そんなに入らないよ!」とのこと.記念銀貨はコイン屋さんでしか扱っていないのに,10個も入荷しないなんて.しかも入荷時期も未定とは.いったいどうなっているんだろうか.
とにかく来週来てくれと言われたので,翌週,再び訪れてみた.しかし,まだ入っていない.いつ入るのかわからないとのこと・・・・・・.

職場の人に始祖鳥の記念銀貨について聞いてみると,その人も実は探して,私と同じコイン屋さんに何度も足を運んでいたことがわかった.ありゃま.

それからネットでいろいろと情報を集めていたら,ドイツの金融局らしきホームページで通販で販売していることが判明.早速,職場の人に伝えると,なんと職場の人が私の分も含めて注文してくれた!

そして,今日,届きました!!なんと職場の人は私に1枚プレゼントしてくれたのだ.バイエルン州が誇る化石だからこれはプレゼントにさせて欲しいと.Wさん,ありがとう!
なお,Wさんが再度コイン屋さんに訪れたところ,まだ入荷していない上に,予定販売価格は正規の値段よりも高いとのこと!これには驚いた.だったら金融局から直接買った方がいい.


さて,その始祖鳥化石発見150周年記念10ユーロ銀貨,これですっ!

ようやく手に入れた始祖鳥化石の発見150周年記念10ユーロ銀貨

裏か表かわからないけれど,始祖鳥の化石が浮き出ている.格好いい.これまでに始祖鳥化石が発見されているゾルンホーフェン(Solnhofen)とアイヒシュタット(Eichstaett; ←aeはaウムラウト),そして150年記念という文字が刻まれている.


始祖鳥記念コインの表?
ドイツのシンボルの鷹だか鷲だかかが描かれている.
表?はこんな感じ.ドイツ連邦共和国のシンボルであるワシ?か鷹?が描かれている.Silver 625と書かれている.この意味は,このコインの625/1000が銀で,残りの375/1000は銅でできているということらしい.銀貨といいつつも,銅が混じっている.その分値段は安くなっているらしい.

ちなみに,これは10ユーロ銀貨なので,10ユーロとして使えるが,購入価格は10ユーロではない.2011年8月11日の銀の相場価格に,7%だかの手数料が上乗せされて,正規の価格は1枚19.87ユーロ.日本円にすると2200円くらいかな.
金融局から通販で購入する場合は,さらに輸送費(1回6ユーロほど)がかかる.

とにかく1枚手に入って良かった.
せっかくなのでさらに9枚追加購入することにした.

金融局のページでまずはログインIDをつくり,9枚購入.購入時に支払い方法を振り込みかデビットか選べる.今回は振り込みを選択.その場で振り込み先口座情報が出てくるかと思いきや,出てこない.よくわからないドイツ語を一生懸命解読すると,どうやら請求書が郵便で送られてくるらしい.その請求書を持って口座振り込みを行うと,物が送られてくるらしい.さて,ドイツではじめての通販.ちゃんとできるかな?

【ドイツの金融局?のホームページ】
http://www.deutsche-sammlermuenzen.de/bmf/shop/templates/produktseiten/produktdetail_standard.jhtml?id=prod1980044&navCount=2&navAction=jump

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