2011-08-19

8月19日 ドイツでオートマ限定解除 その2

昨日は教習屋さんにオートマ限定解除の仕方について聞きに行った.
今日は早速,教習屋さんに作ってもらった書類をもって免許交付局にやってきた.
到着時間は9:23分.番号は479番.待合室で表示されている番号は420番.なんと59人待ちだ.今までの経験上,3時間待ちと見た.

どうもドイツのお役所仕事は実に非効率的に見える.単に申請をするだけなのに3時間待ちになるのはどうにも解せない.窓口でちょいちょいちょいとやれば良いのに,わざわざ個室に通して行うし,職員教育がなっていないのか,職員同士がわからないことを頻繁に聞き合っていて,一人一人への作業時間が長すぎる.それでいて,親切ということは無いので,実に不愉快な気持ちになる.でもここはドイツ.これがドイツなのだ.

さて,結局私の番号が呼ばれたのは11時35分.待ち時間は2時間10分ほど.予想よりは早いがやはり長い待ち時間だ.開庁と同時に来ればもう少し早く呼ばれるのだろうが,こちらにも都合があるので仕方がない.

番号を呼ばれた部屋に行くと,若い女性が担当者であった.

教習屋さんに作ってもらった紙とパスポートを出し,さらにドイツの免許証も出すと怪訝な顔になった.「なんで免許もってるのに免許の試験申請するの?」みたいな顔である.

日本の免許がオートマ限定だったため,ドイツの免許に切り替えでもそのままオートマ限定になってしまったので,限定解除のための試験を受けたいと伝えるとやっと納得の顔.
そして,何かを誰かに聞きに席を立って行ってしまった.待つこと5分.

「大丈夫だったわ」みたいな事を言って,パソコンにカタカタと情報を打ち始める.いったい何が大丈夫だったのか,さっぱりわからない.
ドイツではこのような事が多い.標準から少しでも外れた場合には上司に確認を取るのだと思う.責任の所在を明らかにするためなのだろう.しかし,こういう作業が様々な事務処理を長びかせているのだ.

しばらくして,パソコンを打ち終わり,書類の作成が終わった.書類をプリントアウトしたところで写真を要求された.今朝方,パソコンで急遽印刷した写真を提出する.
すると,これは小さいわ,と言って,却下されてしまった.書類を渡され,1階で46.2ユーロ支払うとともに,地下1階で写真を撮り直してくるように言われる.

せっかく朝写真を印刷してきたのに写真を撮り直す必要が生じて,残念がっていたら,46.2ユーロをいったい何のために支払うのか聞くのを忘れてしまった.この費用は最後のテスト代の一部なのだろうか?それとも免許の書き換え代なのだろうか?書き換え代だとすれば高い気もするが.次に免許交付局に行ったときに,46.2ユーロを何のために支払ったのか聞いてみよう.

それで1階で支払いを済ませ(お姉さんが作成した書類にスタンプが押される),地下1階で写真撮影をして(機械で6ユーロで4枚だった),再びさっきの部屋に戻った.書類と写真をお姉さんに渡すと,「OK,これで3~4週間すると試験を受験できる通知が教習所に行くわ」と言われた.今日の作業はこれでおしまい.お役所に来ると本当に半日が過ぎてしまう.もう少しなんとかして欲しいところだ.

さて,これでとりあえずの書類事務は終わったので,書類が教習所に届くまでの間に教習所で6回の講習を受けておけば良い.早速来週から講習を受けようと思う.
限定解除の日は近い!

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