2010-12-22

クリスマス・マルクト in ミュンヘン その1 

ミュンヘンに来て楽しみにしていたひとつが本場のクリスマスの雰囲気を味わうこと。

ここミュンヘンではクリスマス前に開かれるクリスマスマーケットが有名です。ドイツ語ではクリスマスマルクトといいます。このクリスマスマーケット、実はクリスマスに来てもやっていません。イブに来てもだめです。11月最終週くらいから12月23日夜くらいまでしかやっていません(ところによって12月24日の昼過ぎまで行っているところがあるようです)。クリスマス・イブは本当に聖なる夜で、みんなミサなどに行ったり、家族と過ごしたりと、静かに過ごすのです。だから騒ぐのは12月23日の夜まで。

クリスマス・マルクトは場所によって趣が異なります。今回はノーマルバージョンをご紹介します。
横断幕から。だいだい”ミュンヘン”の文字が入っていました。星やら鐘やら、かわいいです。


まずはグリューワインから。ふわっといい香り漂ってくるお店では、温かいワイン・グリューワインが振舞われています。お店ごとにカップが違います。温かいワインをおたまですくったりタンクから注いだりして並々とつがれます。値段は大体3~4ユーロでカップの保証金(デポジット)が3ユーロくらいでした。この保証金はカップを返却すると返してくれます。

クリスマス・マルクトには、さまざまなお店が立ち並びます。蝋燭屋さんやせっけん屋さん、電球カバー屋さん、お菓子屋さんなどなど。私たちはそのような雑貨を横目に見ながら食べ物屋さんめぐりです。おいしかった食べ物がいくつかありますが、お気に入りのひとつがこれ。マッシュポテトを揚げたものに、アップルソースがかかっています。ソースはサワークリームなどいろいろ選べます。ポテトのおいしくて香ばしい香りがなんともいえません。アップルソースは最初甘いかなと思いましたが、食べているうちにどんどんおいしくなっていきます。

クレープもありました。中身は好みでいろいろ入れられます。日本のクレープとほとんど同じでした。違ったのはクレープのたたみ方と具材の組み合わせです。お勧めを頼んだら、チーズとハムベーコンとパイナップルという組み合わせでした。まあおいしかったですがダイチはパイナップルの部分はペッと吐き出していました。まあ、これは組み合わせがわるかったのでしょう。ハムとチーズだけの部分は大変おいしかったです。次に頼むときはパイナップル抜きにします。


なんだか、えらく長いホットドックもあります。ダイチの肩幅をゆうに超えています。ドイツはやはりソーセージの国。どこでもホットドックが食べれますが、こんなに長いのは初めて。ソーセージはマスタードやケチャップをかけなくても美味です。

マリエンプラッツ広場。この日は16時くらいに繰り出して20時くらいまで練り歩きました。

ほかにもいろんな食べ物屋や一風変わったクリスマス・マルクトがありました。それらはまた今度ご紹介します。

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