2010-12-20

銀行口座開設(アポイントメント編)

本日は、住民登録のほかに、銀行口座開設のために銀行を走り回りました。

銀行口座開設の目的はアパートの家賃の支払いとお店での買い物でデビットカードを利用するためです。ドイツでは思いのほかクレジットカードが使えなくて、現金で支払うことが多くなります。しかし、クレジットカードが使えない店でも銀行のデビットカード(ECカード)なら使える店が多いです。

それで、銀行はアパートのオーナーと同じ銀行にすれば手数料が少なくすむだろうと思い、HypoVereinsbankにしようと思いました。職場近くのHypoVereinsbankの支店を探したところ、HypoVereinsbank Betriebskrankenkasseというのがあったので、まずはそこに行ってみました。ところが、これが大間違い。ここはなんと健康保険の事務所で銀行の支店ではなかったのです。Karls Platz(カールス広場)に支店があると聞き、Karls Platzに向かいました。

Karls Platzの広場(本来は噴水があるのですが、クリスマス前のこの時期は出店が立ち並んでいる)にHypoVereinsbankの文字が目に入ってきました。店に入ると、確かに銀行のようです。窓口で銀行口座を開設したいことを伝えるとアポイントメントはあるかと聞かれました。無い旨を伝えると、アポイントをとってくれと言われました。銀行口座の開設にアポイントメントが必要だとは驚きです。アポイントをとりたいというと、なんとびっくり、アポイントメントは6週間先まで埋まっているというではありませんか!!!
銀行口座開設のために6週間もまたされるのはたまったものではありません。びっくりしているとMarien PlatzそばのTheatiner StrasseのFunf HofeにHypovereinsbankのMunchenでもっとも大きい支店があることを教えてもらいました。そこなら、そんなに待つ必要がないだろうとのこと。

ということで、今度はThertiner Strasseの支店に向かいました。Thertiner StrasseのFunf Hofeにははじめていったのですが、ブランド店の立ち並ぶ最新ショッピングモールになっていて、その入り口にHypoVereinsbankがありました。
時間は15:10。日本だと銀行が終わっている時間です。

銀行に入るとだだっ広いスペースが広がっていて銀行っぽくありません。受付らしきところにいくと、掃除のおばちゃんみたいな格好をしたやや冴えない感じのおばちゃんが座っていました(失礼^^;)。アポイントメントがないが銀行口座を作りたいことを伝えると、HypoVereinsbankの営業時間がかかれたカードを取り出し、終了時刻が16時であることを指差し、今日はおしまいだ、明日きなのようなことをドイツ語で言われました。こちらはドイツ語はさっぱりわからないので、英語で、まだ15時過ぎでまだ時間内だということを身振りも交えながら伝えました。それでも、今日はおしまいだ、というようなことを言ってきます。とにかくアポイントメントだけでも取らなくては思った私は、今一度、まだ時間内だ!と主張しました。すると、その“掃除のおばちゃん”は、”英語なら奥のカウンターで聞いてくれ”のようなことをいったので,早速奥のカウンターへと行きました.

奥のカウンターで,いかにも銀行の人といった服をきたおば様に,アポイントメントがないのだが,銀行口座を開設したいことを伝えました.何の目的で銀行口座を開設するのか,個人用かビジネス用か,ミュンヘンに住んでいるのか,いつまで開きたいのかなどを聞かれました.個人用の口座の開設で,主に家賃の支払いに用いて給料は振り込まれないこと,最低10ヶ月程度は利用すること,などを伝えました.そうすると,パスポートの提示をもとめられ,しばらく椅子で待っているようにといわれました.

しめしめ,どうやら今日のうちに口座開設ができるらしい,と思い込んでいましたが,しばらくすると,そのおば様が若い男性銀行員を連れてきました.この銀行員(Rさん)は,やや早口の英語で,Rさんが私の担当になる旨,そして,今日は混雑していて相手ができないことを伝えられました.明日の13時なら時間が取れるとのことで,早速明日の13時に再度やってくることにしました.

いやー,半日かかって,まさか予約が取れるだけだとは思っていませんでした.ドイツでの銀行口座開設はなかなかハードルが高いです.

ということで,ドイツで銀行口座を開設すにはアポイントメントをとってから行くのが良いのでしょう.しかし,電話口でアポイントメントを取るのは語学によほど堪能でないと難しいです.そういうときは,なるべく大きな支店に出向いて直接アポイントメントを取るのがよいのでしょう.

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