2011-04-28

4月27日 BBしゃん一家 来たる~

待ちに待っていた、私の先輩BBしゃん一家がミュンヘンに到着!
昨日 無事1年半ぶりの再会がかないました。
乗り継ぎの関係で、日本を離れること約24時間・・げっそり疲労困憊のBBしゃんの隣で、元気なUgo君とだんなさん。男性陣は元気なんだな~。
小さい子どもを連れての旅行は、荷物も多くなるし 急に変わりやすい子どもの体調に気を配り 何かと注意しなくちゃいけないので 大変です。
自分の体調も悪い中、 いい機会だわぁ、と来てくれたBBしゃん一家に感謝です。
BBしゃんはポジティブなのです。
以前と変わっていないところに何だかホッとしました。
Ugo君が大きくなり よく喋りよく動いて、
ダイチのことを気にかけてくれたり 面倒をみてくれたり
すっかりお兄ちゃんになっていました。成長早いなぁ。
だんなさんは、以前と変わらず 硬派な頼れる男前でした。
あまり人に関与せず、まっすぐ自分の道を行く所が 見習うべき所です(ひそかに)。
むむ、難しい・・。

午後、閑散とした公園に行って遊んでいると、雲行きが怪しくなり とうとう雨に。
ダイチはUgo君の後を追いかけたり 抱きついたり、すぐに打ち解けていて
嬉しそうだった。こんなダイチ初めて見た。
波長が合うのだろう。
幼稚園のことで、ズーンと気が滅入っていた私にとっても
本当に嬉しかった。ジーンと心が温かくなりました。

突然雨が降ったりひょうが降ったり 晴れたり暑くなったり 風が吹いたり
ドイツの天気は心変わりが早いです。
せっかくの旅行、天気であることを願うばかり。

この日は、さすがに疲れてBBしゃん一家 早くに寝てしまいました。
昼寝と思っていたらなんの、翌朝までずーっと、半日以上!
そりゃそうだ、 長い長い道のりだったから。
ビールで乾杯!と思っていたけど、明日に繰り越しです。
時差ぼけが早くなおりますように。
夕食はオットが気合を入れて作った ローストチキンとピザでしたが、
3人で囲みました。おいしかった。
ピザ。クリスピー生地っぽい
ローストチキン。焼くこと1時間

2011-04-27

4月26日 幼稚園、やめることに

いろいろあって、ダイチが幼稚園をやめることになりそうです。

この2ヶ月間、幼稚園のお陰か それともそういう時期だったのか、
ダイチは随分 大きくなりました。
できることが多くなって、何でも自分でしたい!という欲求も出て、
例えば、
便座に自分でよじ登って用が済んだら水を流して、
石鹸をつけて手を洗い、洗濯物を干したりとり込んだり、
ちりとりとほうきで掃除をし、ゴミ出しをし、料理をする。
とても大きい成長だなぁと 思っています。

幼稚園のクラスの友達や、年長のお友達がとてもよくしてくれて
園の中ではもちろん ダイチを街で見かけると 「だいち~!」と
声をかけて抱きしめたり触ったり(??)。
ダイチの居場所がきちんとあったんだなぁと ジーンときています。
明日、オットとダイチと3人で、話をしにいきます。

ダイチはこれからどんな成長が待っているんだろう。
ダイチを また少し近くでじっくり見られる日が始まりそうです。

突然のことで、かなりショック・・。驚き 落ち込みましたが
ダイチは気にも留めず 前進するのでしょう。
誰かに聞いてもらいたくて、両親に電話したら
父は そうだったのか・・と気持ちを汲んでくれて
母は 大ちゃんがんばったね~。(私の)仕事復帰までまた一緒にいられていいじゃない!
とどちらも今の私に必要なことを言ってくれました。
何でも話せる人の存在、両親、本当にありがたい・・。

明日から、私の以前の職場でお世話になった先輩が、遊びに来てくれます。
男前のだんなサンと とってもかわいいむすこクンと家族で。
ずっと楽しみにしていたから、嬉しいのです。
ダイチの幼稚園のことで落ち込んでばかりいられない。
せっかくの再会、笑って楽しく過ごそう~!

2011-04-24

4月23日 イングリッシャーガルテンへ

昨日からミュンヘンは連休に入りました。4連休です。
どんどん暖かくなっていく気候に、体力も奪われがちです。
電車を待つダイチは何故か手をポケットに入れていた

今日は、ミュンヘンよりやや北にあるイングリッシャーガルテンに行きました。
駅はUniversitat(aウムラウト)で降りたけど、Giselastr.でも。

途中乗り換えのマリエンプラッツ・Marienplatz では、ウサギさんからイースターチョコレートを頂きました。市水道局の事務所のそばで、水道局のロゴが入った手提げを持っていたので きっとその関係の方でしょう。
このウサギさん、手までないため 手は人の手でした。
か、かわいい。ウサギさんとパチリ

晴れている日は、公園でもビキニで日光浴。ドイツでは当たり前の光景となりました。
カメラは向けられませんでしたが、広い公園にもっともっと人がいました。
水着で、寝っ転がったり読書をしたりサッカーしたり。炎天下での読書は目に毒ではないのかふと思いましたが。
川辺は涼しそう
途中から立って演奏。

ビアガーデンを目指して お昼にしました。
ブラスバンドの演奏があって(今日だけ?)、音楽の中で食事ができました。
オットが、肉が食べたい!というので、スペアリブにしました。
結構大きい。(多分10ユーロ)ソースも大きかった
ダイチは食事中、お腹が活発になったみたいで2回もトイレに。ダイチはパンとジュースだけでしたが。

本当は、川サーフィンを見たかったのだけど 今日は全然たどり着けず・・・。
沼のような池のような水たまりでは、ボートが浮かんでいました。そして鴨やアヒルも。
落ちそうになりながらも鴨の親子を見るダイチ
そういえばこの前のエサ用パンがあった!と思って袋を空けたら
緑色になった集合体が 粉を吹いたのであわてて捨てました(焦)
ボートのいろはを知らないダイチが 『おふね 乗りたい~』と言ったため
乗りたがっていたオットが喜んで 自信をつけて歩き始めました。
前後4人乗りのボート、私とオットが脚で漕いで ダイチが操縦です。
真剣にハンドルを持つ。
途中、無謀にも 茂みの中を通ろう!と言うオットの言うまま、通ったら私は危うく枝に首を取られそうになって痛い思いをしました。額に血が・・傷が付きました。
ボートを降りたらもう16時。眠そうだったダイチはすぐに寝ました。

この馬さんは、飾りをつけてかわいらしかった

ダイチのトーマス靴が もうだめになりそうだったので、靴を買うことにしました。
日本で買ったトーマス靴、履きやすくて履かせやすくて好きだったのですが、使いすぎてつま先がはがれそうです。
ダイチが寝ている間に試着して、購入しました。
寝て起きたダイチは、さっきまでと違う靴を履いているのに気づいたので
最近何かと登場する、鴨さんとウサギさんがくれたんだよよとオットが言っているのを
本気で信じています。かわいい、純粋な心でいいなぁ。

夜、昨日オットが割ったコップの破片がまだ残っていたようで、それが足に刺さり
『いやだよ~、いたいよ~~』 と泣き叫んだ。痛い思いをさせてしまった。
急いで血を出し 流水で洗ったけど、破片が残っていないか心配・・押しても歩いても痛くないと言うので、大丈夫とは思うけど、、ほんと親のミス。気をつけなければ!

2011-04-22

ダイチのレーダーホーゼ(Leder Hose)デビュー

バイエルンの民族衣装にあこがれていた.
特に男用の半ズボンとオーバーオールが合わさったような革ズボンが格好いい!このズボン,レーダーホーゼ(Leder Hose)というらしい.

先日も,ヒルシュガルテンというミュンヘン近郊の公園(鹿公園として有名な公園)に遊びに行ったとき,家族総出で民族衣装という家族にあった.思わずダイチと写真を撮らせてもらった.
ダイチにもレーダーホーゼを着せたい!そんな野望がふつふつとわき上がっていた.

ヒルシュガルテン公園で民族衣装の家族とパチリ


先週,ベルヒテスガーデン(Berchtesgaden)という景色のすばらしいところに観光にいったのだが,ここで,ダイチのレーダーホーゼを購入.結構値が張ったが,良い買い物ができた.
そのお披露目がついに今日行われた.
今日はミュンヘンの動物園(Tierpark)に,ダイチがレーダーホーゼで行ったのだ.

レーダーホーゼを着て動物園に行くダイチ


どう?結構似合っているでしょ.なかなか男前である.動物園に来ているミュンヘン人も,何人もが似合っていることをほめてくれた.ある家族連れはダイチがかわいいから写真を撮らせてくれと,写真を撮っていった.そうでしょう,そうでしょう,と親ばかになりながら高かったレーダーホーゼを購入して良かったと,自己満足. 
動物園ではゴーカートみたいなのがあったのだが,ダイチもこれに乗った.このときの写真をちょいと加工してみたのがこれ.
なんか様になっているでしょ.
レーダーホーゼを来てバイク型ゴーカートに
乗るダイチ


次は私(パパ)のレーダーホーゼだ!!

2011-04-20

ベルヒテスガーデン 3日目

今日はミュンヘンに帰る日。
ここベルヒテスガーデン<Berchtesgaden>には思いのほか長居をしてしまいました。

ペンションで朝食を食べて ギリギリの10時にチェックアウトを終えて出発。
ちなみに今日の朝食、その朝食部屋の片隅で ペンションの持ち主の家族がテーブルを囲んでいるという光景でした。
メニューはパン・シリアル・ハム・チーズ・ゆで卵・・・など昨日と変わらないものでした。
でもパンはテーブルに用意されていて、ちょっと足りなかったかなぁという感じでしたが。
その家の男の子が7歳で、ダイチにおもちゃを貸してくれたり嫌がったり、それでもダイチも男の子がいるだけで何だか楽しそうでした。

今日は、買い物をすることにしました。
昨日散歩をしていて、気になるお店を発見していたのですが
なんせここドイツ、日曜日は飲食店を除く殆んどのお店がお休みです。
昨日泊まったホテルに近いお店目指して出発しました。
ここは、ちょっと奥まった所にあるせいか、あまり人がきません。
でも、物が山のように(いい意味で)飾られていて 見ているだけで楽しくなる、そんなお店でした。
上手に文字を書いてくれる優しいおばあさん
ちょっとしたお皿代わりにと思って 前から木の板がほしかったのですが、ここで売られていました。
しかも名前や一言、書いてあげるわよと言われたので お願いしました。
熱いコテで焼き付けるように文字を書いていきます。
上手、上手!下書きなしです。
ドイツ語で まっすぐきれいに書いていきます。
日本だったら、さながら習字でスラスラ名前を書いてくれるところでしょうか。

木の板3枚と、ゆで卵置き、それにスープカップを買ったら
ダイチに、と名前入りの洗濯ばさみ、名前入りの笛、車、鳥がついたたまご置きなどを
次々と頂いてしまいました。恐縮です。
ここの陶磁器は、とても素敵なものばかりなので、また来たいなぁと思います。
場所が載せられたら・・頑張ってみます。

そのお店の周りには 気になるものがいくつもありました。
家の玄関先に、木が植えられていて どんどん成長していくのでしょう、このように家の壁に沿わせて支えて います。
シダはよく見かけますが、こんな木を見たのは初めてで しかもちょうど花が咲いていてきれいでした。どこまで成長するのか心配ですが、この家は気とともに年月を重ねていくんでしょう。素敵でした。


白い花が咲いていました




歩いていくと、駐車場の上に何かいました。
動物たち。
ただの置物? 剥製かと思われる鹿などもいました。
動物たちも気になったが、バーンッと張られたFCバイエルンの旗が・・。ファンでしょう。
車輪や、農具のようなものが飾られている小屋もありました。
近くでは ほんのり肥やしのいい香りが漂っていました。

そして今回私を一番嫌な気分にさせたのがこれ。
イライラさせたイラクサ、だと思う
ふと触ってしまったら、痛くて痛くて、30分くらい痛みが止まりませんでした。
イラクサ。
本当にイライラします。
人生で初めて、刺され(?)ました。

もうそろそろ帰ろうかと、町を歩いていたら、水が勢いよく出ていました。
よく見ると <Trinken Wasser> と。
飲めるのかな~と見ていたら、近くのワイン屋さんのおじいさんが
飲めるよ~!と身振りで教えてくれました。


おいしいお水でした
飲んでみると、冷たくておいしい!お腹の強い私は大丈夫、と飲んでいたら
こんなおもしろいことは放っておけないダイチの目の色が変わりました。

と、とどかないよ~
冷たいからおいしいのか、本当においしいのか、よく分からなかったので
手元にあったペットボトルに入れて持ち帰りました(笑)
旅行先の高揚感が冷めたところで 家で冷静に飲んでみたいと思います。
でも、レストランでも水は有料のドイツで、公共の場所に飲料水があるとは・・。
なんていい所なんだ!と単純な私は思ってしまいました。
いい所でした、ベルヒテスガーデン。

2011-04-19

ベルヒテスガーデン 2日目 日曜日

昨日は あったことすら忘れていたプール。
朝一番で 入りました。


久しぶりのプールだぁ~ 
7時だったからか、誰もいないプール、貸しきり状態でした。
廊下は寒かったけど プールの部屋は温かく でも水は冷たくて気合いが入りました。
このプールは、誰かが部屋に入ってくるとセンサーで感知して 自動的にふたが開きました。
ふたが開いているところ
動いていなかったけどジャクジー?
石の椅子は温かくなっていました
最後 着替えるときに気づいた、石でできた椅子は
熱を持っていて寝そべると温かく、最初からこれに寝ていればよかったーと
プールで寒くなっていた私は思いました。
誰もいなかったため、着替えはプールの横、この椅子で行いました(笑)
誰か入ってきたらどうしていたんだろう・・・

ベビースイミングなるもので、ダイチと通っていた以来1年ぶりのプールでしたが
意外と楽しく プールはまた行きたいなぁと元水泳部の血が騒ぎました。

朝食は、ドイツ風(?)バイキングで、
パン  <ゼンメル・黒パン・食パン・パウンドケーキ←パンじゃないかも>
飲み物<コーヒーか紅茶を入り口で聞かれる・ホットチョコレート・フルーツジュース>
野菜  <トマト・レタス・パプリカ>

チーズ・ハム・ソーセージ・シリアル・ヨーグルト・・・
などなどでした。
種類はそれは日本と比べたら少ないですが、チーズやハムが多くておいしいので
食べ終わるころにはお腹は満杯。よいしょと掛け声が必要です。
パンも種類が多くて、いつもどれにしようか迷ってしまいます。
泊まったホテル

ホテル近くの散歩道から
反対側の景色
チェックアウトを終えて、車を置かせてもらい近くを散歩しに行くことに。
きれいな景色が、昨日より晴れた空に際立っていました。
ぽつんとあった小さな礼拝所(向こうにヴァッツマンという山が見える)
わーキレイだなぁと写真を撮っていると、この村に住むというおじいさんが声をかけて
礼拝所の中を案内してくれたり 写真を撮るのにいいスポットを教えてくれました。
教えてもらったドイツで2番目に大きいという山が、きれいに見えました。
 このWatzmann(ヴァッツマン)という山、奥さんと子どもが4人いるそうで、子どもが一人向こう側にいて見えませんでしたがそれ以外は見えました。おじいさんも今日は写真日和だとカメラを持ってきたのでしょう。自分の村を誇りに思う、その気持ちは素敵だと思いました。
この山2,713m、とスラスラと口から出てくるのは、日本人が富士山は3,776メートル!というのと同じでしょう。・・か?


今日は やはりもう一日泊まることに。泊まるペンションを朝予約し、
そして今日は 塩の採掘所の見学ツアーに参加です。
ここの辺りは、塩が取れる土地で 今でも実際に採掘をしているし
以前の採掘所が 見学ツアーのコースに使われているようです、多分。
説明はドイツ語で、それ以外は英語のトランシーバーが貸し出しでした。
1時間半、薄暗い中でダイチは耐えられるだろうか心配だったけど
トロッコ電車に乗り、長い滑り台もしてあっという間に終了でした。
滑り台は、長いし暗いので足がすくむけど 大人も ワォーとか言いながら
楽しく滑ります。
隣が400gの塩なので、比較にならないかも・・・
ツアー終了後は、ミニサイズの塩が手渡されます。
10g、持ち運びに最適です(持ち運ばない?)

今日泊まるペンションによって道を聞いて ケーニヒス湖<Koenigssee>に向かいました。
街中から車で10分くらい、道を走っているとその道がなくなり いつの間にか駐車場に
入っていました。
駐車場にはチケットが必要で、券売機を見て買わない人もいたけど
一応買わないと! とチケットを買って車に置きに行くと
チケット監視員の人が見回ってきていて、隣の無賃駐車の車に何か張っていました。
良かった、悪いことをしないで。

ねむってしまたダイチ
湖は、船で遊覧することができますが、その日は15時45分で終了、行った時にはすでに最後の船が岸に帰ってくるところでした。
きれいな 緑?青い?湖でした。

湖に行くまでに、周りはお土産屋さんがひしめいていて
岩塩でできたロウソク入れが気になったので、お店の人に産地を聞くと
ここのは高いからね、これはヒマラヤの岩塩よー、と答えが。
せっかくだからここの岩塩が良かったのですが、どこの店もきっとそうなんでしょう。
形もバラバラなので、気に入った二つを購入しました。
お店にもよりますが、一つ2ユーロくらいです。
うっすらピンク色、のロウソク入れ   
ペンションは、まあ まあでしたが、一つどうしても気になるところが。
部屋についているバス・トイレ・洗面所が傾いていて、入ると揺れていないのにユラユラしてしまい酔った気分になって どうも気が休まらない状態でした。
疲れていたので、シャワーも適当にして早くに寝ました。

2011-04-18

4月16日 ベルヒテスガーデンへ

昨日の夜、オットと話をしていたら急にちょっとした遠出をすることになった。
でも何も決めないでダイチを寝かせてたら2人とも寝てしまっていた。
朝起きたら もう車は借りたから、行き先を決めよう!と今日泊まるホテルを予約し
荷物をもって出掛けた。

と言っても、まだチャイルドシートがなかった。
日本から持ってきた、ランドセルのように背負うなんちゃってチャイルドシートは
(ランドセルシートと呼んでいる) ダイチが動くと一緒についてきて
全然シートベルトの意味を成さないものだったので 新しく買うことにした。
それに座って、おにぎりを食べるとダイチは寝たので意外と楽だった。

いつも前の席に行きたがる 運転したがるダイチを抑えて説得するのは大変だったから。
全然説得できていなかったけど。
不満そうだったけど、寝心地はいい模様。だけど首あてが必要!

高速道路にのって軽快に走っていると なんだか違う方向に 向かっていた。
ヤギに会いたいというダイチの要望にこたえるべく、
途中で動物のいる公園に寄って行こうとしていたのだけど
私のナビによりその予定はいきなり却下となっってしまった。
帰りに、そこにいけばいいね!と予定を変更した。
アウトバーン途中で渋滞。エンストしないかヒヤヒヤしました(笑)

オットが運転しながら「地層が・・」と言っていた山

ホテルに着いたのはミュンヘンを出て2~3時間したころ。
上を見ればきりがないけど、ホテルはあまり雰囲気のいいところではなかったけど
そんな事を言ったらせっかくの旅行が台無しになってしまう。
言わないようにしようと思ったけど、やっぱりオットには言ってしまった。
夕食はここで

その夜は、そのホテルの受付の人に教えてもらったレストランに行った。
(感じが良くないとは言いつつちゃっかり情報をもらい、そしてそれに従うちぐはぐな私たち)
ホテルの受付の人は、お勧めのお店を2軒、それに良くないお店も(つまり悪いお店も)教えてくれた。それにはちょっと驚いた。悪いお店も教えてくれるんだ。逆にどんな所なのか知りたくなった。
オットが頼んだもの。激しく肉料理でした
アスパラの料理。











今、こちらのほう(ドイツ全土でも?) ではアスパラガスが旬で店先に“Spargel!(アスパラ!)”と掲げられている。
この日食べたのは、ゆでたアスパラにクリームソースがかかっているだけのシンプルな料理だった。おいしい。  
運転するので、ビールを買ってホテルの部屋に帰ってから飲んだ。
何という名前だったか、少し苦い、見たことのないビールだった。
必死にお風呂に入らない理由を作るダイチ。今日はブロック。

夜は、ダイチはまた お風呂がイヤ~と泣いてそのまま寝てしまった。
4月に入ってから、ずっとこんな調子です。
今日も晴れていた。明日も晴れるといいな。
予定していたことが殆んどできなかったし(ただ移動するだけだった・・)、
明日帰るのはちょっとねー、とオットと話をした。
明日の気分と 天気などの状況をみて もう一泊しようかと、話をして寝た。
街の中で見つけたへんなもの。おふろ?
街の店先にあった子供用のショベルカーの遊具。
少し曇り空、の景色。

2011-04-17

4月17日 ベルヒテスガーデン 岩塩鉱見学ツアー

いきなり壮大な話ですが,約2億5千万年前のベルヒテスガーデンやザルツブルグなど,南西ドイツからオーストリア一帯は海でした.その海が干上がり,海の塩が沈殿して地層をつくり,岩塩となりました.このため,この一帯では塩に関連した地名が多く,また,岩塩の産地としても有名です.

ザルツブルグはその典型で,ドイツ語でザルツ(Salz)は塩,ブルグは城という意味なので,ザルツブルグは「塩の城」となります.同じくオーストリアの都市のハラインも,元々は塩という意味だったようです(参考リンク:ザルツブルグ旅行ガイド

ベルヒテテスガーデン(Berchtesgaden)では,見学可能な岩塩鉱があります.昔から岩塩鉱の見学をしてみたいと思っていました.それで,岩塩鉱の見学ツアーがあるザルツブルグやハラインに行こうかと思っていましたが,4歳以下のお子様は入場できないという情報があったので,家族では岩塩鉱見学に行けないなと思っていました.
ところが,調べているうちにベルヒテスガーデンの岩塩鉱ツアーには年齢制限がないことが判明!しかも,現在も採掘中の現役ばりばりの岩塩鉱!!これは行かねばなりません.ダイチは恐がりなので,暗闇にはいると泣いてしまうかもしれないという不安がありましたが,それは我慢してもらうしか
ベルヒテスガーデンの岩塩鉱の案内看板.
あと100mほどで入り口がある.
ありません.

ということで,個人的には今回のベルヒテスガーデン旅行のメインイベントとなりました.

ベルヒテスガーデンの岩塩鉱は街の外れにあるので,駅からだとやや遠いです(下記地図参照).

駐車場に車を止めて歩いて行くと案内看板が(右写真).なんかソリみたいなのに乗っていると思ったら,どうやらすべり台を模したものらしい.面白い看板だったのでダイチも乗っけてみた.

入り口で入場料(一人14.9ユーロ)を支払い,ツアーの開始時間が書かれたチケットを渡される.この開始時間までに作業着!に着替えたり,トイレに行っておかなくてはならない.何しろツアーは1時間半ぐらいかかるのだから.

作業着は無料で貸してもらえる.ダイチの作業着もあるのか心配していたが,心配ご無用.ちゃんと子供サイズもありました.
ダイチの作業着姿.
なんでそんなにはにかんでんだ?(笑)
トイレに行ったりとあたふたして,集合時間ぎりぎりに.ぎりぎり間に合ったが,どうやら集合時間に遅れてもすぐに次の回に行けるらしい.

まずはトロッコ列車にまたがり,さあ出発!!ダイチの気分を高めようとトロッコ列車に乗ってから「汽車ぽっぽ」を歌い,二人でときおりぽっぽーと叫んでいました.その甲斐あってか,ダイチは暗くなっても泣かず終始楽しんでいました.

トロッコは思ったよりも長い時間乗りました.いったいどこに連れて行かれるのか不安でしたが,無事にたどり着いた模様.トロッコを降りてから,しばらく徒歩で坑道を歩きつつ,ときおり,採掘についての説明を受けました.
ガイドはドイツ語だったのですが,英語で聞けるレシーバーを受付で渡されていたので,それを観察ポイントごとに聞いていました.

私は,岩塩は,ツルハシやドリルなどを使って直接採掘すると思っていたのですが,ここでは水を津使って塩を採取しているとのことでした.ドリルで垂直に掘った穴に水を入れます.その水が岩塩を多く含んだ地層にしみこんでいき,水の中に塩を溶かしていきます.塩で飽和した水を地上にくみ上げ,水を蒸発させて中の塩を取り出すのです.
確かに,この方法だと,地上まで岩塩を直接輸送するより楽で(水はポンプでくみ上げれば良いので),しかも,地層の隅々まで水が染みこんでいくので効率よく塩を採集できる気がします.

というような考えを巡らしているうちに,ちょっとした広場に出ました.なにやらかなり落差のある崖があります.そして,ながーいすべり台が!
比高約40mのすべり台です.しかも薄暗い!!
壁や天井が迫っているのですべっている途中でぶつかってしまいそうです.大人でもちょっと怖いなと思う場所なので,ダイチは大丈夫かと心配でした.
現に,ダイチよりちょっと大きい子が泣いていました.

ダイチはというと,「元気もりもりー」と叫んでいました.全く大丈夫な様子.

ダイチを先頭に,私,妻と3人連結体制ですべり台を滑走!うひょー!と声を上げながらかなりのスピードで駆け下ります.トロッコ列車に引き続き,スリル満点です.

すべり台のあとは再び坑道見学です.しばらくして電子化された空間が現れました.まるでiPadみたいな動きをするタッチパネル式の説明版がいくつも洞窟のような場所で並んでいました.日本語表示もあってびっくり.
塩と砂糖の結晶の違いなど,いろんなことを説明しています.ただ,時間がなくて全部の説明をみることができませんでした.ここはツアーの前か後に自由時間で見学させてくれればいいのに.

突如出現した地底湖.
岩塩を採取するための水がたまったものか?
写真右の筏でこの地底湖を渡った.
それから再び坑道をあるくと,また広い空間にでました.しかし,何か趣が異なります.
地底湖です.塩を採集するための水がたまった場所なのでしょうか,結構広い(直径50m以上はありそう)な地底湖です.しかも,その地底湖を筏でわたります.

地底湖の表面が天井を鏡のように映し出し,なんとも幻想的な雰囲気を作り出しています.

本当は写真撮影禁止のようなのですが,妻にこっそり撮影してもらいました(右写真).すごいでしょう.

筏から降りて再び歩いているとまたまたすべり台が!!まさかすべり台が2回も登場するとは思いませんでした.
その後,斜めに上昇するエレベーターに満員電車さながらに押し込まれて,坑道の上の方に行き,最後にもう一度トロッコ列車に乗ってツアーは終了.

最後にガイドから塩をお土産にもらいました.なんともスリル満点の岩塩ツアー.大満足でした.
ダイチも何度もすべり台とトロッコ列車の話を思い出しながらして,満足だった様子.大人も子供も満足でき,知識も授けてくれるこのツアー,ベルヒテスガーデンの景色とともに超おすすめです.
ベルヒテスガーデンの岩塩鉱の公式ホームページ:http://www.salzzeitreise.de/(英語あり)


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2011-04-13

誕生日 と イースターたまご

4月13日。今日は、私の誕生日だった。
弟からメールが届いて、あぁ誕生日だったんだと思い出した。
弟は、普段は素っ気ないのに誕生日となると 日付が変わった瞬間にメールをくれる。
本当は 心優しい弟なのだ。

幼稚園から、今日はウサギさんになるからダイチはハムを持ってきて、と言われていた。
イースターの行事をするのだそうで。
みんな、パンなど1品ずつ持ち寄るようで、10時30分からのブローツァイト(Brot Zeit,セカンドプレックファーストのようなもの) で食べるということだった。
楽しそう・・だけど、ダイチはウサギになれるか、そして楽しめるかと少し気がかりだった。
朝。家を出た直後は元気なのですが。
今日は私のドイツ語コースはお休みだったので、早めに幼稚園に迎えに行った。
ダイチはまた一人でポツンと立っていた。
近づくと、ダイチは泣いていなかった。
ダイチのお友達が、両手で大きいたまごを抱えていた。
そしてダイチにもたまごがやってきた。
ステラはダイチをいつも心配してくれています
これが、イースターたまご? たまごは復活のシンボルなのだとか。
3月くらいから、スーパーでもたまごとウサギが チョコになったりして盛んに売られている。
お、おおきいね~
コリナーは、ダイチのたまごが小さかったからか 「な、中身は同じよ!同じだからね~」
と言っていた。
このたまごは真ん中が割れて、中身がでます。というか落ちます。
中身は、たまごやウサギの形のチョコレートでした。

ダイチは、やっぱりウサギにはならなかったらしくて、
他のクラスの子は顔にヒゲが書いてあったりウサギになった形跡があったのだけど
ダイチは 『ウサギさん、ならなかったよ~』 と言っていた。
そして、ダイチからもコリナーからも ダイチはハムを食べなかったと聞いた。
ハムも食べずに多分そのほかのものも食べずにダイチは何をしていたんだろう。
皆で何かをするのにまだついていけない というかまだ時期ではないのだろうけど
何を思ってどんな気持ちで見ていたのかと思うと、 また少し胸に来るものがあった。

午後、オットから買い物はないかい?という電話が来て、それから程なくして帰ってきた。
何だか早いなぁと思っていたら、今日は自分が食事を作ると言ってキッチンに立った。
時間は15時30分。
もしかして・・?
シチューと、私の誕生日だからとケーキを焼いてくれた。
嬉しかった。シチューもおいしかった。
ケーキは、、、焼き立てに見たスポンジケーキが 次に見たときには半分にしぼんでいて
驚いたけど、ほんのり硬い(笑) でも味はおいしいケーキでした。

この一年も、楽しく過ごせますように。


マンゴーと生クリームがのったケーキ!
ロウソクがあるよ~と本当は自分が消したいダイチ