2011-07-29

7月29日 一人で片付け

夜 シャワーを終えると、ダイチが一足先に浴室を出た。
かけ声のあと、ガシャーン・バタバタと音が聞こえてくる。
気になったけど、ゆっくり着替えてから部屋に行った。
すると 『も~~まだ来ないでよぉ~』 とダイチがにこにこ顔で何かやってる。
「あっ、ごめんごめん」 と言って他の部屋に行ったけど、何をしているのか ちゃんと見えた。

ダイチは一人で、部屋の片付けをしていた。
電車はこの箱、ブロックはこの箱、車はこの箱~ と、部屋に広がったおもちゃを仕分けて片付けていた。
ブロックなんかは箱めがけて投げてたから、半分遊びながらだけど。
もともと全部ダイチが広げたものなのだけど、自主的に片付けたところが私の心をグッとさせた。
しかもこれから寝ようっていう眠そうな時に、にこにこしながら。
“これが片付くまでは見ないで” とダイチなりに驚かせたかったんだろうなぁ。

隙間からその様子を覗いていた私。
片付け終わったダイチを これでもかというくらいなでなでスリスリした。

使い終わったら片付けるよと、箱を部屋に見立てたり いろんな方法で片付けしてたけど、そのどれかがダイチの心に入っていったのかな。
片付くってすっきりして気持ちいいということを、ダイチはわかり始めている、と思う。
オットのように片付けできない人にはならないだろう。 オットの脱ぎ散らかした靴下やシャツを、『こんな所に置くのはだれですか!』 と指摘することもあったので、素質はあったのでしょう。(オットは 二人に言われて居場所がないと言っているけど・・・)

これからも、片付けて当然と思わず今日のことを思い出して、褒めて褒めて伸ばしていこうと思う。


今日は夕方になって雨が降ったけど、晴れ間ものぞく過ごしやすい1日だった。長袖だったけど。
公園では、最近気に入っているサッカーをして遊んだ。
昨日も会ったクリスティアーノが居たけど、ダイチはやっぱり恥ずかしがっていた。
久々に自転車(ラオフラート)で行ったけど、帰りはベビーカーに乗ると言いだし、なぜかそこで引けない私は 「じゃスーパーまで自転車に乗ろう」 と提案して出発した矢先に、ダイチは転んで腕を擦り出血した。
ダイチは『だ・か・らー!ベビーカーじゃないと!言ったでしょー』 と泣いて訴えた。
それに大笑いしてしまったけど、ダイチが痛そうなので買い物はやめて すぐに帰って手当てした。

夕方、買い物に行く途中で大雨が降り出し ずぶ濡れになったけど、カッパを着たダイチは嬉しそうで、雨の中少し散歩した。
オットがいないから食費が減るかなと思っていたけど、いる時とあまり変わらないので正直驚いている。一体何を作っていたんだろう(オットがいる時)。
今日は金曜日なので、魚屋さんがやっている。ダイチの好きなエビを買って、炒め物にした。エビとニンニクの香りってどうしてあんなにあうんだろう。冷凍物だったけど(当たり前?)、香りで一品食した気分になった。

夜、ダイチが『ベッドにいったら泣いていい?』 と聞いてきた。
ちょっと注意したら、『こんどから、もうしないね』 と涙を我慢して言ったあとに。
オットがいなくてダイチも相当つらい。
パパは何してるかな~と聞くことが減ったけど、オットの存在は大きい という気持ちがどんどん大きくなってきている。
私と一対一だと、何だか萎縮してるんじゃないかなという時もある。顔色を見るというか・・・。

私が深刻に思うより深刻じゃないかもしれないけど、ダイチの笑顔をオットがいた時と変化させないように、過ごしていきたい。
寝る前のヨーグルトタイム。

0 件のコメント:

コメントを投稿