2011-07-09

近くの音楽教室。 習い事について思うこと

先々週あたりに、家の近くの靴屋さんでパンフレットをもらっていた。
見てみると、音楽教室で今日の10~13時まで 何かをしているということだったので私はてっきり発表会か何かだと思った。だって、そのパンフレットをくれたおばあさん、「是非行ってみて」 みたいなことを言っていたから。しかも楽器が挙列してあって、その楽器を使うんだと思っていた。

場所は家から少し歩いたところにある、閑静な住宅街の1軒だった。しかも集合住宅の半地下。
窓が開いているようで、中から楽器の音がばんばん聞こえてきていた。
こんなところで音楽教室をしていいの~と思ったけど、オットに言ったら「そんなこと言ったら うちの階下にも音楽教室があるね」 と言われた。
そういえば、以前 夜の9時までレッスンしていてダイチがピアノの音を怖がってなかなか寝付けなかったことがあった。多分うちの下か、その下で教室を開いていて、最近は夕方までのレッスンになったらしく夜は聞こえてこない。
その点ここは幼児対象なのでそんなに遅い時間にならないから 隣近所も大目に見てくれるだろう。寛容なドイツ人は、もともと そんなこと気にしないかも知れない。
こんな、普通の住宅です。
車の向こうの壁に風船が掛かっているところ。

ドイツでは会社や企業としてというよりも、個人で教室を開いている人の方が多いと感じる。
病院(医院)も、まるで家のような 門構えだし 何となくアットホームで落ち着く。
看板が見えないと、そこが住居なのか医院なのか教室なのか 区別が付かないので、住所と看板を注意して見ないといけないけど。

その音楽教室に近づくと、明らかに発表会ではなさそうと分かったけど、せっかく来たし入ってみることに。
どうやら音楽教室の説明会のようだった。
中では木琴・鉄琴・太鼓などが置かれて、子ども達が楽器を鳴らして遊んでいる。親が質問したり用紙に記入している。
楽器は全部、子どもサイズで小さい。とってもかわいらしかった。
これは木琴
向こうには、太鼓(コンガ?)と鉄琴があります

私達も質問してみると、そこは2歳から入れて、9月から始まり 週1回、1年コースとのこと。料金は月払いだからもちろん月単位でもいいし いつでもやめられると思うけど、1年を通して音楽の心を育むらしい。
9月から始まるというのは、ドイツでは普通のことで、だいたいどの音楽教室もそうだと言われた。
楽器はもちろん、歌や踊りなどもあって、楽しそうだった。2歳児は親も一緒にいれるので、一人になることに不安なダイチにはもってこい。
できることならダイチにそういう楽しそうな機会を与えてやりたかったけど、時期的に難しい。残念だけど、教室をあとにした。
教室にあったジュースを飲んでいる

ダイチには、これといって親が率先して習いごとをさせるのはしたくない と思っている。
ダイチに任せようと思っている。
でも、小さい時はまず何があるのか分からないと思うので、一体どんなものがあるのかということを知って欲しい。そのためには、いろんなことに参加したり、機会を作ったりはしたい。
音楽でも、ダンスでも、サッカーでも、武道でも、ダイチが興味を持ったら それをつなげてあげたい。
継続の努力をするのはダイチだけど、その興味の芽をなるべく広く生やしてあげたいと、私は思っている。
私は比較的自分で習いたいことを決めてきた。だけど、オットは3歳の頃にバイオリンを習っていて、嫌で嫌でたまらなかったそう。それで先生に悪さをしたりもあったよう。そんなに嫌なのに習い続けるって、ただのお金の無駄だと思う。まぁ最初は興味があっても嫌になるのはあり得るけどね。
でも、そんなことをいう私も、武道は良いんじゃないかな~なんて思っている。特に空手と合気道なんて是非ダイチに勧めたい(笑い) ちぐはぐですが・・・。

日本に帰ったら、私も仕事をするし なかなか時間に余裕がないかも知れない。・・・いや、多分全然余裕がなくなると思う。
ダイチと一緒の時間も確実に少なくなる。
習い事どころではないかも知れない。
だけど、ダイチはどんどん大きくなっていく。ダイチの興味もどんどん広がるだろう。
ダイチが楽しく過ごせるように、どんなことでもサポートしていきたい。
ダイチはスタンプを見ると、体中に押してしまう。
今日は見た時すでに両腕・顔・お腹の他、
椅子や机にも名字が押してあった。なかなか消えない・・・

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