ミュンヘン生活24時: フリーマーケット、そして　フライング　　　（値切った一日）

今日は近所（といっても歩いて１５分くらい）のところでフリーマーケットをしているというので出かけた。

フリマ大好き！よく日本でも行っていました。
ここドイツ・ミュンヘンのフリマはどうなんだろう？期待に胸膨らませて行って参りました。

ムムム、もしやここが会場？屋内かな？

屋外で、賑やかに行われていると思ってその場所に行ってみたけど、
シーンと静まり返って・・
だけど、子連れ親子が中に入っていくプレハブ小屋のような所が会場でした。
その場所、保育園兼幼稚園でした。失礼なことを言いました。
部屋が３つ。ちょっと少ないのでは？と思いましたが、きれいでした。

よくぞこんなにためていた！と感心する売り子さんもいました

中には１２ブースくらいのコーナーがあって、おもちゃや服・靴・自転車などが並べられていました。そう、ここはベビー＆キンダー用のフリマ。
値段はだいたい日本と同じか　すこし高い目に設定されていました。
自転車は８０ユーロで、新品とあんまり変わらないかも・・と思いましたが、
服は素敵なものがたくさんありました。
サイズが合えば、もっと欲しいものがありましたが、今日の戦利品（？）はズボン４着・シャツ２枚、計６点で、１５ユーロでした。
出掛けに、「もう少し安くなりませんか？」というドイツ語を覚えてきて良かった～。

お昼ご飯は外で。ダイチは牛乳とお茶です。

そのあと、街に繰り出してお買い物。
デパートの一角には、ファッシング専用のコーナーがあって
人・人・人で賑わっていました。堅そうなおじさんも弾けた帽子を被って鏡とにらめっこ、老夫婦で品定め（もちろん自分たち用と思われます）。皆さん気合が入っていました。

と、うちの男子も何やら品定めに夢中でした。
オットはイベント大好き、何でも挑戦（？）、物を揃えるのが命（できなくても）という人なので、　ファッシング、なになに？大変だ！買いに行こう！　と全開でした。
自分は居ないのに。　自分は出張で日本に帰るのに。　楽しめないのに。
買わないでおれるか！と言わんばかりに、それでも私の反対が怖いのか、
良さそうな中でも一番安いものを、決めました。

その衣装には、背中に黒い汚れが付いていました。
オットは「いいよね。大丈夫だよこんなの」と言うけれど、
「こんな汚れで！一言いわないと気がすまない！」と思う私はさっきのフレーズを練習し始めました。
と言いながら、仮にもデパートでそれを言うのも少々気が引けたし、
正規の値段から１０ユーロも値下がっていたので、躊躇はしましたが。
オットは、だから（汚れてるから）値下げしてるんだよと言いましたが、
言ってみないと始まらない、やってみないと変わらない、諦めたら終わり、と
思ってる私は、やってみました。
汚れを指して、値札を見せると、「だからホラ、値下げしてるわよ」と言われた模様。
忘れたので（笑）見ながらさっきのスレーズを言うと、隣にいた男性店員と話をして
５ユーロ引いてくれました。わぁ！通じたー！
しかも、あなたのドイツ語、いいわよ！みたいな事を言われて。
嬉しかった～。ドイツ語ガンバロウとやる気にさせてくれました。
オットには「ぼくは絶対に、できない・・」と言われましたが。

何も知らず、着させられるダイチ・・

なのにオットは早速、着させよう！と張り切り始めました。
それは、私にはできない・・。まだ、街はそんな雰囲気ではない。

待ちきれないオットは「本番はぼくは見れないんだから、ホラ、今日！」と
ダイチにヒヨコを着させてしまいました。
ダイチはいつも通りトコトコーと歩くのですが、ヒヨコのお尻が適度に揺れ
妙にマッチしていて　道行く大人の心を鷲掴みにしていました。
フライングです。