今まで私が付き添っていたけど、今日から付き添いなし。
どうなるか本当に不安だったけど、その不安はすぐに現実のものになった。
幼稚園に行くまで一昨日あたりから、私が居なくなるということを話していたのだけど、
幼稚園に着くと やっぱりいつもと違う雰囲気を察知して
すぐに 『ママいかない~、一緒にいく~!』 と泣きついた。
何回かの居なくなり作戦で、私が消えることに相当敏感になっていたので
家でも最近はべったり、だった。
今まで離れたことがなかったから、当然。
持ってきたバナナやヨーグルトを広げると、気が紛れるようだけど
私が行こうとすると物凄く泣いた。
やっぱりずっと居よう!と思ったけど、心を鬼にして、幼稚園を出た。
ずっとダイチの様子が気になって気になって仕方がなかった。
用事が終わったらとんで帰るはずだったのだけど、
今日は朝からS-Bahnが大幅に遅れていて、2時間もかかって(本当は30分くらい)着いたので、帰りも危惧していたけどまた帰りも電車が遅れに遅れていた。
遅れてきた電車に乗れたはいいけど、その電車が線路の途中で止まる。
降りようにも降りられない。
他の乗客もため息をついたり呆れたりイライラしたりしてたけど、
私はもっともっとイライラしていた。
S-Bahnは諦めて、止まった初めての駅で降り、
バスを乗り継いで幼稚園に迎えに行った。
あとからオットから「そんな時は迷わずタクシーに乗ってほしい!」と言われた。
バスに乗っているときに幼稚園から電話が。
電話の向こうでダイチの泣き叫ぶ声がする。
5時間も泣いていたの?? とてつもない罪悪感に駆られた。
一旦電話を切り、日本にいるオットに幼稚園に電話をかけてもらった。
私が話せないために、国際電話で話してもらった。がくり。
ダイチを思う切なさと、話せないもどかしさがいっぱいだった。
(がんばったけど、つかれたよ~)帰宅時。 |
幼稚園に着くとダイチはまだ泣いていた。
聞くと私が行くときから泣いて 1時間くらいで泣き疲れて眠り
起きたらまた泣き・・と言う繰り返しだったよう。
そして怒って、泣いて、の繰り返し。
お弁当箱を開けたら、殆んど食べていなかった。
食べてあったのはウインナーとヨーグルトだった。
念のためヨーグルトは小2個持たせていた。
(ヨーグルトは大好きだからねっ) |
2分くらいでおさまったと思ったら、今度はやたらと饒舌になった。
涙目でニコニコしながら、
『ママいないなって、ダイちゃんえーんえんした。かなしかった!』
『公園で、コリナー トラックに乗っていた。ダイちゃんひざに乗っていた』
『見て! ワンちゃん、こうやってお座り、している!ほら!』
と、今までより遥かにはっきりと 文にして喋るようにもなっていた。
なぜ? 何かあったのかな、ドイツ語のみの空間で・・・。
帰りは、ダイチの今日の出来事を聞きながら笑って帰った。
きっとダイチは 慣れない空間で、精一杯不安と戦っていたんだろう。
小さい体で、必死に耐えていたと思う。
頑張ってきたダイチが 今日一日で 大きく変わったなーと感じた。
(明日も どうなるかわかなないよ~?) |
0 件のコメント:
コメントを投稿