2011-06-11

散髪 と 中古屋さん

前回髪の毛を切ったのは、10ヶ月くらい前。
伸び放題で、変なうねりも出てきて、余計疲れて見えるし絡まるし、髪を洗うのもとかすのも面倒になってきたので、髪の毛を切ることにした。
もう最近は、ずーっと とかしていなかった・・・。
多分日本とそんなに変わらないだろうけど、ドイツではどうやって切るのかも体験したかった。
オットの髪も伸びてきたので、2人で切る事にした。
切る前の 伸び放題の髪の毛

昨日オットが帰り道に、予約を入れてくれる予定だったけど、そこは予約は要らなかった。予約社会のドイツでは珍しい。
周囲に3軒 理美容室はあって、どこにしようか見て回ったけど、一番最初に見たところに戻った。
しかも 値段も安くて、どうせ失敗するなら(もう失敗すると思っている) 安いところの方が諦めがつくよね~とそこに決定した。
シャンプー・カット・ブローで女性が21ユーロ、男性が15ユーロ。日本と同じくらいか少し安いくらい?日本では4,000円くらいだったから、やっぱり安いかも。
男性と女性が一緒のところで切るお店が多い。値段は違うけど、同じお店で切れる。

中に入ると、従業員が2人しかいないと思っていたら奥からもう2人出てきて、すぐに私達を椅子に案内してくれた。
オットが予約を入れようとした昨日の時点で、ドイツ語しか通じないことが分かっていたので(英語は通じない)、オットがいくつかドイツ語のオーダー文を準備していた。
けど私もだしオットももう椅子に座って ハサミを入れられていたので、それはあまり活躍せず終わってしまった。

私はシャンプーも体験したかったので、全部込みのものをお願いしたつもりだった。
椅子に座ってマントを巻いて、美容師さんに「このくらい?」 と5㎝くらい開けた指で聞かれた。
あまり、こうしたい という髪型がなかったので、今より短くさっぱりするならいいと思って それでお願いした。
本音は、待ち時間に その店に置いてある雑誌の中から好きな髪型を見つけて、これにして、という私のいつものパターンだけど、入ったらすぐに椅子に通されたので、そんな事は出来なかった。

切り方は、こうだった。
まず横(左右)と後ろの 3つに 大まかに分ける。ピンを使って留めるのではなく、アバウトに 肩を使って前と後ろに分けていた。
次に、後ろのうなじの方から 3段階くらいに分けて 切っていく。
そして左右も同じように内側から切っていく。
全部切り終わったら 今度は部分的に大きく髪の束をつかんで(多分無造作につかんでいたと思うけど、それもテクニックなのかも・・・) 髪の先をいろんな方向からまっすぐに切る。それを何カ所か繰り返す。自然につながるようにするためかな~という感じ。
あとは、全体的に毛先をバッサバッサと大胆にすいていって、乾かして終了。

私が言ったつもりになっていたシャンプーは、最初にも最後にも無かった。全然通じていなかったんだ(笑)
ただのカットだけになっていた。
髪の毛は、霧吹きで湿らせながら 切っていった。
今日切るからと、とかしもせず洗いもせず行ったので髪はボサボサ。相当とかしにくそうだった。

毛先をすいた割には、結構パッツンな感じだけど、予想以上の良い仕上がりでした。
(予想を低く見積もっていたので、余計にそう感じるのかも。)
2人併せて 23ユーロ。
今後もし行くときは、オーダーをきちんと伝える、希望の髪型を決めていく、分け目を伝える、ということを忘れないようにしよう。優柔不断はよくない・・・。
分け目は、今日起きたままの いつもと違う(かなりサイドよりの)適当な分け目だったけど、洗髪するからいいやと思って直さず行ったら その適当な分け目のまま仕上がってしまった。 ま、こだわりがないのでいいけど。


お昼はドイツレストランで。
何と今日は電車に乗ってから気づいたのだけど、お財布を忘れてきてしまった。
もしかして忘れたのではなくて、落としたのかもしれないと思い始めたら、今日一日気が気ではなかった。家に帰ったら、違うバッグの中にあって、ホッとした・・・。
シュパーゲルズッペ。このアスパラのスープはおいしかった
ドイツ風?カルボナーラ。卵によく火を通してしまった感じ。ハムが沢山だった
店先でぐるぐるローストしていた鶏肉。なぜかおしぼりが刺さっていた
そこで、オットはビールを飲みながら、ダイチは疲れたと半分横になりながら食事を楽しんだ。
ドイツ料理は、ちょっと難しくて、いつも食べたあとには“次はドイツ料理じゃないのにしよう” と思ってしまうのだけど、今日の所は塩けが少なくて丁度いいし、雰囲気も良かったので、また来てもいいかなぁと久しぶりに思ったレストランだった。
独特のセンスでデコレーションされているアイス

ダイチがアイス屋さんを見付けたので、アイスを買って道端で食べた。
ダイチはいつも、色で選ぶ。今日は黄色だった。
今日は結構寒くて、予想最高気温が17度という日だったのだけど、そんな時でも冷たいアイスを食べたがるダイチは大丈夫だろうかと思ってしまう。オットも食べていたけど。
最近いつもアイスを食べている
わ~い、アイスだ~、この形が好き。
今日行った地域は、オットの通勤経路の1つ。
いつも気になっているお店があるというので、入ってみた。
そのお店は、セカンドハンド、中古屋さんだった。
中に入ると、無数の物が 超がつくほど無秩序に並べられていた。
食器の上に靴、服の隣にDVD、帽子の中にぬいぐるみ(これはいいか・・)、クッションと自転車が一緒に置かれていたり、自由な感じだった。
バラバラなので、最初は見るのに疲れたけど、 だんだん慣れてくるともっと掘り出し物があるんじゃないかと 宝探しのように夢中になった。

オットは自転車に惹かれて試乗までした。例えばプジョーの自転車が250ユーロくらいで、私も気になったけど オットも足がつかないくらいだったのでそれは諦められた。
衝動買いになってしまうので、今日は頭を冷やして 本当に欲しかったらまた来ようと決着した。
オットは航空会社に自転車を持ち込めるかどうか、聞いてみると言っていた。
本気で買おうとしている。つい2ヶ月前に新しいのを買ったばかりなのに・・・。
そして日本に持って帰ろうとしている。 荷物は最小限に、、、と自分で言っているのに・・・。

そこで私が気になった靴があったのだけど、ダイチも飽きて泣くし お腹も空いてきたので、ドイツレストランに行って食事をとったあと また買おうと戻ったら、もう無くなっていた。1~2時間の間に売れてしまった。
無くなると、より欲しくなった。あ~ぁ、さっき買っておけば良かったーと反省したけど、運がなかったんだと思うことにした。それを履くとよく転ぶ靴だったかもしれないと思うことにした。
ほうろうの鍋
周りに花の絵が描いてある

銀の水差し。模様が彫ってある。
購入したのは、服と 銀の水差しと 絵の具のパレットと ほうろうの鍋。
このほうろうの鍋はオットが見付けてきたのだけど、今まで見たことのある形じゃなくて、フライパンの形をしている。
そして周りに絵が描いてあって、取っ手もほうろう(っぽい)。鍋と同じ緑色をしている。
それで6ユーロ。何だかかわいいし、少し重いけど買うことにした。
水差しは、最初何に使うのか分からなかったので反対したけど、オットの強い希望により買うことに。未だにこれといった使い道が分からないけど(多分水差し)、ずっと見ていたら素敵に見えてきたから不思議。私もすぐにだまされやすい。


この木の枝を引っ張っていた

途中の乗り換えの駅で 外を歩いていると、親子が木の枝を引っ張って 何かを取っていたので、何をしているのか尋ねた。

「枝から実を取って、こうやって食べるのよ」 と教えてくれた。





たわわに実っていた
 同じようにやってみると、確かに食べられる。甘酸っぱい、実だった。
こうやって道端にある木から 実を取って食べるなんて、初めての経験だった。親子はずっと食べていたし、私達も参加してたけど、歩いている人達は何の関心もなく通り過ぎていった。
自由だなぁと思った。今までは無関心って良くないイメージだったけど、この無関心さがいいな~と思い始めた。
こんな実
種は小さく、枝以外全部食べられる。
その実が落ちて、踏みつぶされている。

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