2011-02-07

ダイチ・ダウン

2月7日早朝4時、ダイチが嘔吐した。昨夜からあまり食べてなかったせいか、もう消化されてしまったからか、吐くものは胃液だけ。
頻繁に吐くので、とても苦しそう。
なのに、親は何か食べさせようと パンやスープを食べさせようとする・・・ひどいね、ごめんねダイチ。

これは治まりそうにないと、病院に行くことにした。
病院にいく車の中でも吐き、病院でも吐いた。もう10回以上吐いている。
そして何も食べていない。病院では脱水に注意してくださいと言われ、そこでハッと気づいた。
ダイチ、昨日の夜から何も食べてナイ!飲んでナイ!
これじゃぁいつ脱水になってもおかしくない、そんなことも気づかないなんて、両親揃って病院で反省しました・・・。
病院では、体温を測ったり お腹の状態を診てもらったりして薬を処方してもらった。
薬は吐き気止めの坐薬と、胃腸の調整薬、ポカリのドイツ版・粉薬の3種類だった。
先生に “ベーして。舌だして。” と言われたダイチは一言 『いや!』。こんな苦痛状態でも自己表現ができました。

オットに薬を薬局でもらってきてもらい、場所を借りて病院で坐薬を入れることにした。
嫌がるだろうなと思って気を張っていたが、抵抗もなくすんなり挿肛できた。
抵抗する力もなく、体が脱力していたんだろう。そのあとすぐベビーカーで寝て家に着いても起きず、4時間寝通した。

道中、代わってあげられるなら代わってあげたいね、とオットと言っていた。
その夜、オットが吐き始めた。つらそう。
きっと、ダイチと同じものだ。時間差できたのだ。

少しよくなったダイチは、 ’なんじゃ、あれはーー!’ と言ったかは知らないがビックリしてトイレのオットの後ろ姿を見ていた。
オットは顔面蒼白、身の置き所のない状態でかわいそうだった。
異国の地で、病気のとき困るのは、病院と あとは何といっても食だと痛感。
弱った胃には、日本のおかゆ、うどん、梅干し(?)、最高です。

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