ドイツは野菜が少ない.ヴィクトリアンマルクトなどで豊富な品揃えの野菜屋さんなどが出ているが,それでも日本に比べると野菜の種類がすくないと思う.
ヴィクトリアンマルクトの野菜屋さん |
まだ冬だからかもしれないが,スーパーにならぶ野菜の種類が日本の半分か2/3ほどだと思う.
キノコ類はマッシュルーム(白とブラウン)とヒラタケみたいなのとたまにシイタケと書かれた微妙に日本の椎茸と違うシイタケ.キャベツ,じゃがいも,ズッキーニ,パプリカ(赤,緑,黄色,オレンジ),玉ねぎ,でかくて硬いネギ,小さいネギ,トマトといったところ.
葉物は少ない.ほうれん草は葉っぱの部分だけが刈り取られてサラダパックみたいに売られている.大根ももやしもない.白菜は小さい.
知り合いのドイツ人に聞いたところ,これでもドイツの野菜はここ十年で増えてきたとのこと.特に地中海沿岸からパプリカをはじめとした野菜が入ってきて充実してきているそうだ.
それを聞くと日本は野菜に恵まれた国だと思う.そして,各野菜が品種改良を受けておいしくなっている.ひとつの野菜でも数種類の品種があってそれぞれに個性がある.
さて,そんなドイツであるが,日本で見たことない野菜を見つけた.名付けてブッタン.正式にはなんと言うか知らないが,仏陀さんの頭に似ているのでブッタンと勝手に命名した.今度正式名称がわかったら訂正するが,我が家ではブッタンと呼ぶことにした.
ブッタンをとくとご覧あれ.
ブッタンはごつごつした印象だ.葉っぱはブロッコリーに似ている.
ごつごつ部分はたぶんブロッコリーと同じように花なのだろう.
いやー,どこから見ても仏陀さんの頭だ.
ブッタンを切ったところ |
ブッタンを切ると,これまたブロッコリーと同じようににょきにょきと枝別れしている.
店の人に聞いたら,ゆでて塩とオリーブオイルをかけて食べるとおいしいとのこと.炒めても良いそうだ.
さっそく家でゆでて食べてみると,おいしい!
ブロッコリーよりもおいしいと思う.塩だけでも十分おいしい.
我が家の定番になりそうだ.
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