ドイツに来て早2ヶ月.髪もずいぶん伸びた.
海外での散髪,何とも緊張する.前にフィリピンで散髪に行ったことがあるが,なんだかものすごい『段々+おかっぱ頭+油でぺったんこ』になってしまったことがある.まあ,こちらからの注文は『フィリピンスタイルで!』だけだったのだが・・・・.
さて,今回はドイツでの散髪である.
仕事場の同僚にどこか良い散髪屋さんはあるか,と聞いた.
一人は『ミュンヘン中央駅にヘアーキラーと言う店があるが,行ったことがない.』とのこと.いや,もっと普通の名前の店がいいな.
別の同僚Aさんがおすすめの店を教えてくれた.その散髪屋さんは非常にきれいな英語を話すからスタイルなども伝えやすいだろうとのこと.ドイツでは予約が普通らしいので同僚が予約を買って出てくれた.外国語で電話ってなかなか骨が折れるので助かった.
さて,予約日当日.明るい店内.女性モデルの顔写真というかスタイル写真が何枚か飾ってある.もしかすると女性用メインの店かもしれない.予約をあることを伝えると,すぐに席に通された.
散髪屋さんは若い女性の方で,のちに聞いたところ,英国人とロンドンで知り合って結婚して,子供も2人いるとのこと.2人もいるとは思えない若々しい方だ.Aさんが言ったように非常にきれいな英語を話す.
まずはコーヒーか水を飲むかと聞かれる.じゃ,コーヒーをとお願いした.相変わらずドイツでは,いろんな店でコーヒーを出される.銀行やお医者さん,そして散髪屋さん.びっくりである.
妻に今日もコーヒーを出されたよ!と驚きを伝えたら,日本でも散髪屋さんでコーヒー出してくれるよとのこと.え?そうなの?私が今まで行っていた日本の散髪屋さんでは待合室にインスタントのコーヒーがあったことはあったが,散髪中にコーヒーを出されたことはなかった・・・・.
しかし,散髪中にコーヒーがあっても,髪を切っている最中にはなかなか飲みがたい.飲んでる最中に髪がコーヒーの中に入りそうではないか.
コーヒーの話は置いておいて,肝心の髪きりである.こちらからのオーダーは『2ヶ月くらい切っていない.短くしてもらってかまわないので,ドイツスタイルで』.
散髪屋さんは『Do you trust me?(私を信じてくれるかい?)』と.もちろんYESだ.
最初に髪を洗って,あとはパッサパッサと心地よく切っていく.最後も髪を洗ってくれるかと思いきや,最後はドライヤーで切りくずを吹き飛ばして終了.上出来.
なかなかかっこよく仕上がった.料金は25ユーロ.
ひげそりは無かった.ドイツではどこでも無いのか,日本のように散髪屋と理容店のような区別があるのかは不明.とにかく,ドイツでの散髪が無事に終了した.
知り合いの日本人がドイツでの散髪でパッツンパッツンになってしまって,それ以来日本人のやっている散髪屋にしかいかなくなったと聞いていたのでドキドキであったが,私の行った散髪屋さんは大正解であった.満足満足.
0 件のコメント:
コメントを投稿