2011-02-28

オムツ離れ(パート2:2歳)

日中は布ぱんつで過ごすことは続いていたが、お昼寝の時間からは紙オムツに切り替えていた。

ドイツに来て、以前より2人っきりで家の中で過ごすことが多くなったので、
布ぱんつにしている時間が長くなった。
ドイツはセントラルヒーティングが完備されているので、ずっと家の中が暖かいことも良かった。

紙オムツのときでも、『シーシー』 と言うことが多くなっていたころ、
ダイチの幼稚園をいくつか探して 見学をした。
「2歳でも入園できるわ」 と園長先生に言われ話を進めていったのだけど、紙オムツのことを伝えると、
「えっ、パンパースはダメよ。パンパースしていたら今は入れないわ。
イースターのころには ダイチはきっとパンパースが取れているから(なぜか断定)
イースター明けにいらっしゃい。」
と、さっきまで進めていた話を覆されたのでした。
 (別にうちはパンパースを使っているわけではなかったのだけど)

ならば、この際オムツを外してしまおう!と 日中はもちろん、
朝起きてから昼寝のときも、夜寝るまで布ぱんつの生活に切り替えた。

言えばだいたい分かるこの年齢だったことも功を奏し、
夜寝ている以外、殆んどトイレで済ますことが多くなった。


ダイチのトイレの友、トーマス君。なぜかテオちゃんとフジさんも連れている(笑)

1月に一度だけ、昼寝中におねしょをしてしまったことがあるけど
それ以降は昼寝おねしょはなくなった。
寝る前にトイレに誘い、目覚めたら真っ先にトイレへ。
そうするうちに、トイレでする が普通になってきたようだった。

今では外出のときも布ぱんつで出かけるし、昼寝中も布ぱんつ。
外出のときはさすがに心配なので着替えを持ち歩いてますが

ということで、きっかけがあったので 思っていたよりオムツ外しがすんなり進みました。
オムツ外しは夏がいい、というのは季節柄 理に適っていますが、
きっかけと親(子?)の気持ち次第で どうにかなるものなんだと
子育てっておもしろいなと 思った出来事でした。

オムツ離れ(パート1:1歳半)

去年の夏、ダイチが1歳半のころから時々オムツを外していた。
トイレットトレーニングというほどではないけど、日中、紙おむつを布パンツにはき替えて過ごしたりと、ほんとに簡単なものだった。

ダイチは少し神経質・・というか、ごはん粒ひとつ落ちていても あー!あー!と叫んで教えるような人だったので(今はそれに輪をかけている。。)、シーシーを私に教えるのも真剣だった。早かった。

最初はおまるでしていたが、大人と同じがいいと言う日は補助便座だけで、そのうち補助便座のほうが多くなっていった。
いつでも自分でいけるという点ではおまるを目立つところに置いておくのがいいのだろうが、私は片付けるのが面倒だったから補助便座を使ってもらっていた。

補助便座、トーマスがついているので 「トーマス君」 とうちでは呼んでいる。


その1歳半の夏は、時々布オムツをぬらしながら トーマス君でできる日が多くなっていた。
まだ、言葉は多くないので、シーシーとだけ教える。
トーマス君でできた時は、これ以上ないくらい褒めて褒めて褒めまくる。
私もすごく嬉しかったから、本気で褒めた。ダイチも嬉しそうで、ニコニコしていた。
嬉しいと、失敗してもまたやろう!と思うのだろう。
オムツを外すのは夏。 という情報が多く、お母さんたちの間でも
この夏完了しなかったら来年の夏に再チャレンジ、という具合で
夏にオムツを外すというものだと何となく私も思い込んでいた。

なので、寒くなるころにはあまり積極的に布パンツを履かなくしてしまっていた。
日中は2~3時間布パンツで、お昼寝のときは紙おむつに変えていた。
これが、去年までのオムツ離れの状態。

幼稚園へ。

朝8時半、家を出て幼稚園に向かった。
今日はダイチと私だけ、オットは最近仕事が進んでいないから、と
仕事に行った(当たり前か)

幼稚園に向かう道で。ピースをして余裕の様子。・・ピースが3になっているゾ(笑
今日は1時間の予定だったので、9時前に着いて10時ころまでいた。

先週と比べて、ダイチは積極的に動いていた。
ブロック、ビー玉、お絵かき、大きさの同じスペースにはまるピンを置いていくという知育玩具などで遊んでいた。
やはりみんなは集団で遊ぶことができるが、ダイチはまだ1人遊びだった。
でもずっとダイチの様子を見ていたソフィーという女の子は、
ダイチが他の遊びをするとついてきて一緒に遊ぼうとしてくれた。
ダイチよ、かわいい女の子じゃないかぁ~。素っ気ない態度をとるダイチにヤキモキしてしまった。

『ぴーぴー!』 とダイチが言うので、トイレに行くことに。
ドイツでは、子どもに “シーシー” ではなくて “ピーピー(pi-pi-)” と教えるそうで、
園長先生から聞いたその日からうちでもピーピーを使っている。
まだ、トイレにダイチを持ち上げて座らせないといけないが、ダイチはもらすことなくトイレで出来た。
まぁ、これが入園の条件のようなものだったので、これが出来なければいけないのですが。

自分のクラスに入る前。手には友達のテオちゃんがしっかり握られています。ガンバレ

1時間後、ダイチに「帰る?もうちょっといる?」と聞くと、
『かえる!』 と即答し、靴を脱ぎ始めた。
楽しそうだったのに、切り替えが早かったなぁ。
ちなみに、幼稚園に着くと外靴から室内靴に履き替えます。

楽しく一日目が終わりました。
いつもは言わない『ねんね、したいなぁ~』 発言をし、いつもより早めに昼寝をしました。
帰り道も家でも、必死にお友達の名前を連呼していたので、
この子なりに早く覚えたいのかなと、母はそんな事でジーンとしてしまいました。

2011-02-27

のんびりな一日

朝から雨。でも今の時間でも3度(外気温)と暖かい一日だった。
今日は一歩も外へ出ず、家の中で過ごすことに。

手芸コーナーのような所で ビーズや毛糸を買ったので、
ダイチにそれを渡した。
ダイチは手先が動き細かい作業が合うと思ったので昨日買っておいたもの。

紐や毛糸にビーズを通して輪っかを作ったり、風船の中に入れて投げて遊んだり、
ただ単にばら撒いたり・・・。
ばら撒かれるのは片づけが大変だけど、楽しく手先が動かせていい。
あんまり器用ではないオットは、車のようなものを作っていた。
オット作:バターのケースに風船をつけ、しっぽにビーズと王冠がついている・・・クルマ??
(ビーズ、きれいだなぁ~)
首飾りのようなものも作っていました。

今日は、のんびりの一日なので、お昼はピザを作ることに(オットが)
ダイチもこねこね、伸ばし伸ばし、すごい勢いで手伝っています。
伸ばして、こねて~重いです
(このクルクル棒、ダイスキ~)

(打ち粉をします~)
手前に見えているものは、さっき作った首飾りです。
ちょっと邪魔です。今気づきました。

ピザソースも炒めます。
おいしくな~れ~を繰り返す。料理のときの呪文。
 
な、なぜかズボンをはいていない・・・

そして、自分のものは自分で作りたいそうで、自分だけのスペシャルを作っていました。                    
手前がダイチ作。ちっちゃい

自分の小ささに気づき、巨大なピザに驚く。
オットが自分のピザを分けようとしたら、
『大ちゃん、じぶんの ある!』 と拒否しました。

この前のピザより、皮といい味といいグレードアップしていました。
そして、昼寝のあともずっと満腹状態が続きました。ボリューム満点です。

こんな、工作・創作で過ごす一日もいいです。
散歩もしたったけど、雨だったのでのんびりまったりな一日でした。

ドイツの野菜 ブッタン(勝手に名付けた)

ドイツは野菜が少ない.ヴィクトリアンマルクトなどで豊富な品揃えの野菜屋さんなどが出ているが,それでも日本に比べると野菜の種類がすくないと思う.

ヴィクトリアンマルクトの野菜屋さん
まだ冬だからかもしれないが,スーパーにならぶ野菜の種類が日本の半分か2/3ほどだと思う.
キノコ類はマッシュルーム(白とブラウン)とヒラタケみたいなのとたまにシイタケと書かれた微妙に日本の椎茸と違うシイタケ.キャベツ,じゃがいも,ズッキーニ,パプリカ(赤,緑,黄色,オレンジ),玉ねぎ,でかくて硬いネギ,小さいネギ,トマトといったところ.
葉物は少ない.ほうれん草は葉っぱの部分だけが刈り取られてサラダパックみたいに売られている.大根ももやしもない.白菜は小さい.

知り合いのドイツ人に聞いたところ,これでもドイツの野菜はここ十年で増えてきたとのこと.特に地中海沿岸からパプリカをはじめとした野菜が入ってきて充実してきているそうだ.

それを聞くと日本は野菜に恵まれた国だと思う.そして,各野菜が品種改良を受けておいしくなっている.ひとつの野菜でも数種類の品種があってそれぞれに個性がある.

さて,そんなドイツであるが,日本で見たことない野菜を見つけた.名付けてブッタン.正式にはなんと言うか知らないが,仏陀さんの頭に似ているのでブッタンと勝手に命名した.今度正式名称がわかったら訂正するが,我が家ではブッタンと呼ぶことにした.

ブッタンをとくとご覧あれ.

ブッタンの全体像
ブッタンはごつごつした印象だ.葉っぱはブロッコリーに似ている.

ごつごつ部分の拡大
ごつごつ部分はたぶんブロッコリーと同じように花なのだろう.
いやー,どこから見ても仏陀さんの頭だ.

ブッタンを切ったところ
 ブッタンを切ると,これまたブロッコリーと同じようににょきにょきと枝別れしている.
店の人に聞いたら,ゆでて塩とオリーブオイルをかけて食べるとおいしいとのこと.炒めても良いそうだ.
さっそく家でゆでて食べてみると,おいしい!
ブロッコリーよりもおいしいと思う.塩だけでも十分おいしい.
我が家の定番になりそうだ.

ナイショ話初体験

ダイチにこしょこしょ、と耳に手を当ててナイショ話をした。

ダイチはそれが初めてのことで、何だか気に入ってしまい
『もういっかい、もういっかい!』 と何度もナイショ話をしたがった。

内容は普通の会話なのだけど、ナイショ話にすると
それも遊びになってしまう。
何でも遊びにしてしまう このころの子どもって感性が豊かなんだなぁと思った。
その感性を伸ばすのも周りにいる人たち、特に親の影響は大きいだろう。
遊びを通して子は成長するというのは 実感として本当のことだと思った。

ダイチはそのあとオットにナイショ話をしに行った。
ダイチの手は 望遠鏡のように目をおおっていた。

ダイチよ、おしい!
                (S-Bahn大好き、今日も乗れて嬉しいな~)

2011-02-26

すべり台のある靴屋さん Tretter

ミュンヘン中心地のKarsplats (Stachus)にミュンヘンで良く見かけるTretterという靴屋さんの支店がある.この支店には地上階から地下1階に向かうすべり台がある.地下1階は子供靴売り場だ.

この支店に最初に来たときは気づかなかったが,2回目に来たときに発見.入り口のすぐ脇にあるのに,なぜ最初は気づかなかったのだろう.

発見以後,このすべり台は大ちゃんの大のお気に入り.今日は結構混んでいて順番待ち.
大ちゃんは初めての順番待ちだ.それにしても大ちゃん,ちっちゃいなー.
Tretterのすべり台で順番待ちをする大ちゃん.
最初は順番を守らずにどんどん前を抜かそうとしていたが,
何度か怒られるうちにきちんと順番待ちをするようになった.
吸収はやい!ちなみに,一番小さいのが大ちゃんだ.
大ちゃんはまだ2歳2ヶ月.この前健康診断をしたらドイツでの平均よりちょっと下回っているが,ほとんど平均値だった.並んでいる他の子が大きいのだ.

大ちゃんすべる!ひゅーん! その前にしまじろうがすべる!
(この写真は1月のもの)
大ちゃんの番になって,大ちゃんびゅーんと滑る.最初はこわごわだったが, 次第に慣れてきて楽しそうに滑っていた.前の子の真似をして,仰向けに寝っ転がったり,しまいにはうつぶせで頭を前にしてスーパーマンみたいに滑っていた.大ちゃんは臆病者だと思っていたが,以外と冒険心があって親としてはなんだかうれしかった.

大変なのは滑ったあとに登らなくてはならないこと.
今日は大ちゃんが自分で何度も登っていたが,
1月に来たときはパパ&ママが何度もつれて登った.
しんどかった....(この写真は1月のもの)

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ミュンヘン市立図書館(2) ゲームまで!

先日,ミュンヘン市立図書館に行ったが住民票みたいな紙切れがなかったので貸し出しカードを作れなかった.
今日,改めて家族で図書館に行った.
まずはカードを作る.子供の分はすんなり作れた.貸し出しは1回20点まで,貸出期間は本は28日,DVDやCDは14日だ.
貸出期間28日は長くていい.

親のカードをつくるときに問題が起きた.我々はまだVISAを申請していないのだが,VISAがないとだめだというのだ.幸い,私はEU圏の国籍を持っているので大丈夫だが,図書館はVISAが降りてから利用すべし.

ちなみに,カードをつくるのにお金がかかる.子供は無料だが,大人は3ヶ月で7ユーロもしくは1年で20ユーロだ.結構な値段である.ちなみに,節約のために子供用で作ってもいいが,子供用など,18禁の本やDVDが借りれなくなる.18禁と言ってもえろい系ではない.暴力シーンのあるものも結構18禁や16禁などの指定がされているのだ.ハリーポッターでさえ,12禁になっているのだ.

それで無事にカードが作れたのでいろいろ探索してみた.とはいえ子供コーナーにのみ行った.
子供コーナーは1.2階の奥の方にある.1.2階は中学生以上向けかな.小説などが多かった.その下階(たぶん0.2階)にも子供コーナーがあり,より小学生以下向けの本がそろっている.品揃えはそれほど良くないが,絵本もある.

驚いたのは,モノポリのようなボードゲームが豊富に揃えてあり,それらも借りれることだ.


ミュンヘンの図書館に並ぶボードゲーム類

ちなみに子供用のCDやDVDコーナーにはPCゲームも揃えてあった.PCゲームを図書館で貸し出す意味があるのかはわからないが,とにかく新鮮だ.ボードゲームを貸し出せるのは非常に良い.うちの実家でもほとんど使わないボードゲームがいっぱいあった.
今日は子供用の絵本とTimmyという羊のCG?-DVDを借りた.これからどしどし図書館を利用しよう.

追伸
先日の記事でミュンヘン市立図書館にコミックも置いていると書いたが,子供用のコーナーにもコミックが置いてある.というか,むしろ,子供用コーナーの方がコミックが豊富に置いてある.ドラゴンボールもあった.

土曜日の買い物

今日は土曜日。朝から買い物です。
主にダイチの買い物が目的、なので街へ出ることに。

Marirnplatz(マリエンプラッツ)には、なにやらダイチの好きな重機がいました。




来週からのファッシング用にテントなどの準備をしているようです。


駅を上ってすぐのところにある大きな本屋さんで、絵本を購入。
5階に子ども用コーナーがありました。
椅子が設置してあって、そこで本を読むことができます。
日本でも椅子が置いてある本屋さんは多いですね。

次にダイチの服を買いに行きます。
来週からの幼稚園で必要な、防水ズボンなど。
日本から持ってきた服は、枚数が少ないなと感じてたので、
何着か長Tシャツ・ズボンなども。
あとはパンツですが、重機がプリントされているものを購入。
これでダイチがトイレに行くのを楽しみにしてくれればという親の作戦です。
ここのお店は日本にも進出しているところです。日本では前は通るけど一度も足を踏み入れたことはなかったのですが、結構お手ごろ価格でかわいいものが置いてありました。

次の目的 靴屋さんに行く前にお昼前だと言うのにダイチは眠たそうでコックリコックリ・・
『シーシー、おしっこーぉ』 と言いながら。
急いでオットがダイチを抱えてトイレに走ったら、電話が来てダイチが寝てしまったと。
帰ってきたら起きてしまったのですが、トイレの心配があったので近くでパンを買いお昼にすることに。
ここドイツに来てからは、トイレが少ないので特に子どものトイレの時には用心です。
何箇所かトイレの場所を押さえておき、必要になったら駆け込むという具合。

靴屋さんではダイチの長靴を購入。
ブーツはドイツに来てから購入したのですが、1足では心許ないし、かといってこれからの季節長靴も必要かなと・・幼稚園でも必要そうだし。
ダイチは気に入った靴じゃないと絶対に履かないので(子どもはみんなそうかな?)
気に入るようなものを「これかっこいいね~!」と異常に褒めながら履かせるようになりました。
初めが肝心なので、靴屋さんでも褒めておだてて、無事認可。

(なかなか履き心地がいいので家でも履いてみるなり~)



ダイチのズボンは膝に穴が開いているものが多かったので、穴を隠す(笑)アップリケのようなものも購入しました。
どこでも売っているかもしれませんが、うちはKarstadtで、お得意の車シリーズ、今回はミキサー車にしました。

さっきパンを食べたのに、大きなブレッツェルを発見したらまた食べたくなってしまいました。
ダイチは手から離しません。
大きな口を開けて食べています。
道行く人に笑われたり 写真を撮られたり。

(意外とやわらかくておいしいなり~)


図書館に寄って本を借り、スーパーで食材を買って 帰路に着きました。
買い物は大好きだけど、ハードスケジュールなので疲れました。

2011-02-25

ドイツで予防接種

幼稚園の帰りに小児科で健康診断をしました。

母子手帳も持って行き、先生に見せると足りない予防接種があることが判明。
急遽、予防接種をすることになりました! 
ダイチ心の準備が不十分・・。
針が刺さるとやっぱり泣いたけど、針を抜いた瞬間 先生はラムネがどっさり入ったビンをさっとダイチに見せ「えらんでごらん」とすり替え作戦。
この手法、ダイチはまんまと引っかかり、すぐに泣き止んで
『いいの?』と選ぶのに夢中になりました。
使用済みの注射器を机の上に放り出し(針むき出し)にしてその作戦をしてくれた先生に感謝。

受けた予防接種
●麻疹(Masern)
●風疹(Roeteln)
●おたふくかぜ(Mumps)
●水痘(Varizellen)

麻疹・風疹・おたふくかぜは、もともと3種混合でした(頭文字をとってMMRといわれる)。
それに、水痘を加えて1回の接種で済みました。
日本は麻疹・風疹だけの2種混合だったはず(同じくMR)。
MMRと水痘が一度に受けられました。
作用が同じで副作用がなければ、痛みが1回で済む混合はありがたいことです。

ダイチはB型肝炎(Hepatitis B)の予防接種を1回しか受けていなかったので、
あと2回必要と言われました。
B型肝炎は日本では任意接種ですが、ドイツでは必須だそうです。
ダイチが生まれた日赤H病院の先生に、今度ドイツに行くんですがと伝えると、
「B型肝炎の接種はしていったほうがいいですよ」と言われたので受けたのですが、
そのような海外での予防接種のいろは(?)を知っている先生は大事だと思います。
こちらに来て言葉も病気も何かと不安だし。
でもダイチは1回だけの接種で、足りなかったんですけどね。多分、何週間か明けてタイミング良くうっていかないと抗体が付かなかったと思います。

そんなわけで、ダイチは久々に痛い思いをしました。

幼稚園 一日体験

今日は申込用紙提出を兼ねて幼稚園体験に行ってきた。

ダイチのクラスには9人の子がいるが 3人は病気でお休み、今日は6人のお友達がいた。
最初は硬くなって動かなかったダイチだったが、電車・ミキサー車や動物のおかげで10分もするとおもちゃに手を伸ばすようになった。
反対の手はオットを掴んでいたが・・・。
40分後、慣れたかなと思いオットが書類提出のために部屋を出ようとすると、
血相を変えて追いかけに行った。
私も同じ部屋にいたのに・・・。
これ何?と聞くと教えてくれるステラはずっとダイチの傍にいてくれた。

壁に貼ってあるみんなの生年月日を見ると、2007年2~5月生まれの子が多い。
もうすぐ4歳になる子がいるクラス。
ダイチはやっと2歳になり(2歳2ヶ月)、その差は約2歳だった。
この時期は1歳の差が身体的にも精神的にも大きい。
ダイチよ、ずいぶん小さいではないか・・。
大丈夫かなとまた心配になったが、ダイチを許可してくれたこの幼稚園で
たくさん楽しんで成長してもらいたいと思った。

幼稚園では、私が気になっていたみんなのお弁当も見せてもらいました。
その中身は・・・
●パン、リンゴ、にんじん、
●パン、バナナ、ヨーグルト、リンゴ
●チョコを塗ったパン、リンゴ、ブドウ、
●パン、ソーセージ、リンゴ

・・と、だいたい似たようなメニューでした。
主食はパン。チョコを塗っている子も1人いたけど、その他はカットした黒パンをそのまま2~3枚、の形が多い。
果物が目立つ。パンと果物だけ、という組み合わせの子も多い。
間違っても、日本で言うキャラ弁のような凝ったお弁当を持ってくる子はいない。(その園では)
凝らないまでも、加熱してある料理はなかったような。たまご料理などもない。

素材重視、のお弁当でした。
私としては、お弁当を作るのがストレスにも感じていたので(料理全般かも??)
とても気が楽になりました。

1時間、様子を見たところで、今日は帰ることに。
来週から本格的に幼稚園生活が始まります。



(今日は幼稚園楽しかったなぁ~)
なぜか下半身裸で、家でかくれんぼ。
開放感で、足取りも軽い(?)

(お絵かきたのしいよ~)
親が書きものをしていると必ず紙とペンを取り上げて絵を描くようになってしまった。


今日の夕食のおとも。
Hacker-Pschorr 〈Animator〉羊が2頭頭をつき合わせている絵
ダイチが初幼稚園ということで乾杯。
やや黒がかった色をしています。アルコール度数8.1%
夕食はチーズフォンデでした。


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ミュンヘン市立図書館

今日,別件でミュンヘン市立図書館がある建物に行ってきた.ついでに市立図書館での貸し出しカードの利用方法を尋ねたのでメモしておく.

貸し出しカードをつくるにはパスポートと住民登録したときの紙っぺら1枚が必要とのこと.この紙っぺら,見かけはまったく重要そうに見えないのだが,何かと提出を求められることがある.

今日はその紙っぺらを持っていなかったため,後日来ることにした.

カードは作れなかったが,とりあえず建物内を散歩してみた.中は結構広い.地下にはCDや映画のDVDなどもある.音楽CDはかなり豊富だ.子供コーナーものぞいてみた.絵本はちょっと少なめかな.でも,これは何かと重宝しそうだ.そうそう.ドイツ語翻訳版の漫画もいくつか置いていた.ホムンクルスやエマなど.

ちなみに,入館する前にコートや荷物を預ける必要がある.ただし,パソコンが入った鞄だけは預けなくて良いとのこと.



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2011-02-24

ホッチキスの針はなぜ刺さらないのか

ドイツは日本以上の技術立国と思っていた.
でも,どうも違う.

痛感したのがホッチキス.ドイツ製のホッチキスは紙に刺さらない.数枚ならいいが,10枚程度になるとすぐに針が途中でとまってクニャリとなる.
日本製のホッチキスなら20枚程度は普通に刺さるし,30枚でも頑張れば何とかなる.

ドイツ製のホッチキスの針が小さかったり短かったりするわけではない.むしろ,日本の普通の針(No.10だっけ?)よりも大きい.にもかかわらず刺さらない.ガシャンガシャンやってもクニャリクニャリとどんどん折れ曲がった針が生産されていく.

しかも,日本のホッチキスの後ろ側にあるような針を取り去るへらみたいなものがドイツ製ホッチキスにはついていない.ことごとく失敗したホッチキス針を全部手で取り除かなくてはならないのだ.

たかがホッチキスではあるが,仕事で多用するため失敗が重なると相当なストレスになる.次に日本に帰ったときに日本製ホッチキスと針を大量に持ち込んでドイツ人の知人に配ってあげたい・・・・.

これからドイツにくる人は日本製ホッチキスを忘れずに.

口角炎 治る

何日か前に、口角炎の(ものだと思われる)薬を買って、
日々せっせと塗っていました。

その薬は塗るとしびれ、じんじんと感覚が麻痺してきます。
それでも毎回口を開けるたびに口角が切れて痛い思いをするよりはまだマシ・・
と言い聞かせながら、頑張りました。

その薬、よくみると■■カイン△△ナントカカントカ・・と書いてある。
「■■カイン」と、カインと付くものは麻酔やそれに関係するもの、と昔習ったような。
麻酔!それも口の中に入っちゃってるー!と少し焦ったけど、
調べてみると、歯科にも使われている種類だったので、安心。
・・したけど、でも大丈夫かなぁ~こんなに痺れて、と不安が消えず。
薬を使ってからも、治りそうになったりまた深く切れたりが続きました。

そんな事を繰り返して、ようやく本日、傷口が閉じました!
丁度治る時期だったのか、それともこの薬が効いたのか、は
分かりませんが(時期だったと思っている私) 治ってよかった。
ダイチにも心配され、
『ばんそうこう、あるよ!(絆創膏あるし、貼ってあげるよ、の意味)』と
何度も言われていたけど、無事治りました。

実家の母に泣き言をいい、今まさにこちらに向かっている薬は今後のために大事にとっておくことにしよう。

こんなの書くほどのものでもないと思いましたが、一応忘れないために記録しておきます。

2011-02-23

ダイチ泣く 成長の証し

昨日の夜、寝る前にダイチがワーッと体当たりしてきた。
私も痛かったし、ダイチから向かってきたので
「母ちゃんは謝らないよ。ダイチが当たってきたんだよ。」
と言った。
ダイチは 『えーんえん、したい。』 と何度も言っていたが、泣かずにそれを繰り返していただけだった。

ベッドに入り暗くしたところでダイチがオットに
『えーんえん したい。』 と言い オットが泣いていいよ、。といったところで大号泣した。
『痛かったー』 とも言っていたので、当たって痛かったのだろう。
堪えていたものを一気に吐き出すように泣いていて、これは寝る状況じゃないと思ったのと、私も強く言ってしまって罪悪感を感じていたので、抱っこしてソファでゆっくりした。

自分なりにぶつかって悪いと思って、でも痛かった、それでも母ちゃんは優しくしてくれない、、、
と痛い鼻を押さえながら思っていたのだろうか。
我慢していたけど、暗くなって不安も合わさり そんなときにオットに優しく声を掛けられて
我慢していた糸が切れてしまったのだろうか。
とにかく最近では聞いたことのないような泣き方だったので、私も反省した。
私にももっと言い方があった。
ソファでゆっくりして、また仲良くなりベッドに行くと すぐにダイチは寝入った。

今朝、2人でごはんを食べていると、
『えーんえん したねぇ~』 とソファーを見ながらダイチが言った。
そりゃ大号泣だもの、大人は覚えていて当然だけど 昨日の出来事を思い出して、
しかも物を見て回想するなんてすごいなと思った(親バカですが)
懐かしんでいるようだったが、ダイチにとっては少し痛い思い出となったのかな。

今日は一日、何かあると 『えーんえん したいなぁ』 と気持ちを報告していた。
泣きたいような事を素直に思って、素直に口に出せるようになったダイチ。
毎日成長しているんだなぁとジーンとなった。

一緒に料理

このところ、ダイチは料理をしたがる。

ままごとが好きなら料理に興味があるのか。 いや、
料理をするのを見ていて自分もしたいからままごとで昇華するのかな。

一日に3回も料理をしているんだからさぞかし楽しいことなんだろうと思っているのか、
じゃが芋の皮をむいていると飛んでくるし、コンロの近くにいると椅子によじ登って様子を窺い、自分でフライパンを持ちたがる。

本当は近寄せたら危ない場所なんだろうけど、
ダイチの興味の芽を摘んではいけないし 何かと料理中は遊びに誘ってきてこちらが進まない、ということで、
最近は一緒に料理をしています。



(フライパンに入れるゾ~)

(最後のソーセージも投入するゾ~)

顔は真剣ですが、心底楽しんでいるようで、時々笑っています。
フライパンの淵にギリギリ触れそうな高さにいるので、ヒヤヒヤ見守りサポートです。
手を出すと 『ママ、やらない! 大ちゃんりょうり、するのー!』 と声が飛んできます。
いやぁ、今危なかったんだよ。

(今度はスープだー。ほうれん草を入れまーす)

お昼にパスタとスープを作りました。
自分で作ったものは やはりおいしいようです。
買い物でまたパンを頂いて帰り道にひとつ食べたばかりなのに
お昼ごはんも食べられました。

一緒に料理は、時間と心に余裕があるときにしています。
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2011-02-22

幼稚園へ話し合いに。

今日は、昨日電話をしておいた幼稚園に行くことにした。
直接、話をするために。

オットが園宛にパソコンと格闘しながら手紙を書いてくれていたので、
それを渡しながら入園希望を熱く訴えた。(オットが)
先週から、私がネチネチと “しつこいくらい入園したい事をアピールしようよ!!”と
言っていたのでオットも本腰を入れた。

熱意は十分伝わったと思っていたのに、その園長先生は
「私の希望では・・・ほかの園のほうが、いいんじゃないかしら~」
みたいな事を言うものだから、私もオットも拍子抜け。というか焦った。

だって、オットがアピールしている間中、ずっと「ズーパー!」とか「ブンダバー」とか言っていたし。

これじゃ本当に無理になってしまう!と思ったので、引き下がらず
どうしてもこの幼稚園が気に入って、ここにダイチを入れたいのですっ!と
熱意を伝えた。身をのり出して伝えた。

そうしたら園長先生は電話をかけ始め、終了後、「OKよ♪」 ということになったので
無事、入園への第一歩が踏み出せたのでした。
でも一体、なんだったのだろう・・途中の心変わりは・・。

必要な書類をもらい、必要なものを聞いたりして、
今週中にダイチをちょっと連れてきて雰囲気を確かめましょうという話をして終了した。
こうなると話は早く、来月からもう幼稚園。来月とはもう来週ではないか。
2歳2ヶ月で幼稚園かぁ。
いずれ私が仕事に復帰をしたら保育園に行くことになるけど、
少し早めにどっぷりの蜜月期間からは卒業です。
ダイチのいない昼間は、どんな風になるんだろう。やはり寂しいのではないかなぁ。

ダイチは一人小さくて、みんなの中で楽しく過ごせるのだろうか。
他の子をたたいたりしないだろうか。
ちゃんと「ピーピー」と先生に教えることは出来るだろうか。
ごはんは食べられるだろうか。

期待1.5 : 不安心配8.5 の心境です。
ダイチが楽しく過ごしてくれれば、それでいいのですが。

ハバーチュという所

先月からだったか、ダイチが意味不明なことを口走るようになった。

『ハバーチュ』

全然何だか思い浮かばないので 不思議だった。
ダイチの言っていることは、その頃はだいたい意味が分かっていたから。
なぜ急にハバーチュと言うのか・・・

オットと、
How about you?  だよね、ハウ アバウト ユー? って言ってるんだよねと
話していた。
言葉が喋れるようになってすぐに英語も話せてすごいなぁと親バカを言っていた。

時々ハバーチュは登場するが そのまま時は過ぎていた。
最近になって、
「パパはどこ行ったの?」 と聞いたときに・・・

『しなか』
「しごとに行ったねー」
『ハバーチュ』

「ハバーチュッ!?」  ハバーチュって言った!言ったね?
いま、はっきりハバーチュって言った!これか~!・・と、判明した。

How about you? ではなく、『博物館』 とダイチは言っていたのでした。
まぁ、なんとなくそう聞こえてくるのはまた親バカの耳だからなのでしょうか。

オットは毎日博物館に行っている。
職場が博物館だから。
よく、博物館という言葉は飛び交っていたし、よく聞いて、
“フムフム。パパはハバーチュというところに行ってるんだなぁ” とダイチなりに記憶していたんだろう。

それにしても、覚えたて・喋りたてのこの頃は なんておもしろい・・かわいいのでしょうか。
思わずビデオを回してしまいました。

2011-02-21

朝寝坊の一日

今日は、朝寝坊をした。
理由は昨夜2時半に寝たから。2人揃ってばかみたいに夜更かししてしまった。

なので朝ダイチに起こされてリビングに行ったらオットがソファで寝ていた。
ダイチに一番に起こされて 起きたはいいけど眠気に耐えられず布団を持ち込んだ模様だった。
もっとまともな生活を心がけないと・・・。


朝、オットに幼稚園に電話をかけてもらった。
先月直接行った時に、来るときはこれからは電話をしてネと言われていたから。
今週いつでもいいというので早いうちに訪問しようということになった。
ダイチをこちらの幼稚園に入れる予定だから。

まだ2歳2ヶ月でちょっと早いけど、
言葉を吸収し始めている今が いい時期だと思ったのと、
毎日私と2人きりの生活では精神的にも体力的にもかわいそう・もったいないのと、
私も何かをしたいから、
という理由で、幼稚園に行かせたいと思ったのだ。

先月は、おむつが取れたら今すぐにでもいいわよ!というニュアンスだったのだけど、電話ではイースター明けね、ということを言われてしまったので、直接行って話をしてこようと思う。


話は戻って、電話をかけた後オットは早々と出かけてしまった。
もう電車の時間だー! と走って行ったのに、ピンポーンと(とは鳴らないが)呼び鈴がなり、
家と職場の鍵と、携帯電話を忘れたー! と帰ってきた。
オットはいつも忘れ物が多い。

私とダイチは午前中買い物に出かけ、パン屋さんでブレッツェルと お肉屋さんでハムを頂いてダイチはホクホクしながら食べた。
結構食べたけど、お昼は温麺とサラダを食べていた。
その近所のパン屋さんは、前に書いたパン屋さんとは違い大きいのだけど、
ここもとってもおいしくてよく訪れるパン屋さんだ。
パン屋さんで子どもにブレッツェルをくれるのって、ドイツでは普通なんだろうか?
ダイチはよく頂いてしまってるけど、もの欲しそうにうつるのだろうか?
不思議・・・

夜はグヤーシュ(Gulashu) を作った。
といっても魔法の粉を使って作ったのだけど・・素から作るのはとても難しそう。
3年前、ハンガリーでグヤーシュに出会った時は感動したほどおいしかった。
また本場のものを食べに行きたいな。

その、グヤーシュもどきをオットはハヤシライスと言い、おいしいおいしいと食べてくれた。
それはグヤーシュですと小声で言ったら固まっていたけど・・・。

ダイチは夜、またベッドから落ちた。
ゴンッ!と硬い大きな音がしたので、頭から落ちたのか そのあととても泣いていた。
かわいそうに。
私を乗り越えて向こう側に行ってしまったようだ。
何でもないといいけど・・。

ドイツで散髪トライ

ドイツに来て早2ヶ月.髪もずいぶん伸びた.

海外での散髪,何とも緊張する.前にフィリピンで散髪に行ったことがあるが,なんだかものすごい『段々+おかっぱ頭+油でぺったんこ』になってしまったことがある.まあ,こちらからの注文は『フィリピンスタイルで!』だけだったのだが・・・・.

さて,今回はドイツでの散髪である.

仕事場の同僚にどこか良い散髪屋さんはあるか,と聞いた.
一人は『ミュンヘン中央駅にヘアーキラーと言う店があるが,行ったことがない.』とのこと.いや,もっと普通の名前の店がいいな.
別の同僚Aさんがおすすめの店を教えてくれた.その散髪屋さんは非常にきれいな英語を話すからスタイルなども伝えやすいだろうとのこと.ドイツでは予約が普通らしいので同僚が予約を買って出てくれた.外国語で電話ってなかなか骨が折れるので助かった.

さて,予約日当日.明るい店内.女性モデルの顔写真というかスタイル写真が何枚か飾ってある.もしかすると女性用メインの店かもしれない.予約をあることを伝えると,すぐに席に通された.

散髪屋さんは若い女性の方で,のちに聞いたところ,英国人とロンドンで知り合って結婚して,子供も2人いるとのこと.2人もいるとは思えない若々しい方だ.Aさんが言ったように非常にきれいな英語を話す.

まずはコーヒーか水を飲むかと聞かれる.じゃ,コーヒーをとお願いした.相変わらずドイツでは,いろんな店でコーヒーを出される.銀行やお医者さん,そして散髪屋さん.びっくりである.
妻に今日もコーヒーを出されたよ!と驚きを伝えたら,日本でも散髪屋さんでコーヒー出してくれるよとのこと.え?そうなの?私が今まで行っていた日本の散髪屋さんでは待合室にインスタントのコーヒーがあったことはあったが,散髪中にコーヒーを出されたことはなかった・・・・.
しかし,散髪中にコーヒーがあっても,髪を切っている最中にはなかなか飲みがたい.飲んでる最中に髪がコーヒーの中に入りそうではないか.

コーヒーの話は置いておいて,肝心の髪きりである.こちらからのオーダーは『2ヶ月くらい切っていない.短くしてもらってかまわないので,ドイツスタイルで』.
散髪屋さんは『Do you trust me?(私を信じてくれるかい?)』と.もちろんYESだ.

最初に髪を洗って,あとはパッサパッサと心地よく切っていく.最後も髪を洗ってくれるかと思いきや,最後はドライヤーで切りくずを吹き飛ばして終了.上出来.
なかなかかっこよく仕上がった.料金は25ユーロ.
ひげそりは無かった.ドイツではどこでも無いのか,日本のように散髪屋と理容店のような区別があるのかは不明.とにかく,ドイツでの散髪が無事に終了した.

知り合いの日本人がドイツでの散髪でパッツンパッツンになってしまって,それ以来日本人のやっている散髪屋にしかいかなくなったと聞いていたのでドキドキであったが,私の行った散髪屋さんは大正解であった.満足満足.

口角が切れる

ドイツに来てから1ヶ月くらいで、口角が切れることが多くなった。
口角炎(こうかくえん) という。
口角は、上下の唇が合わさるところ、耳に近い(?)唇の端っこ。
日本にいた時も時々切れることがあったけど、こんなに長いのは初めて。
かれこれ1ヶ月近く続いている。

笑うと切れて痛い。
食事のときも切れて痛い。
水を飲むのでさえ口を開けると痛い。

最初はそのうち治るだろうと放っておいたが、良くなったり悪くなったりでずっと居続ける。
治らない・・。
そのうち、口角の周りが赤くなってきて、唇が長くなったような気がする・・・。
口が裂けた人みたいに。

以前、口紅がきついせいか本当に唇が大きかったせいか、TVに出ている女性を
“口が裂けてるみたいで、こわいねー。”
とオットと指摘していたが、自分がなってしまった。

日本では確か塗る薬が売られていたな~。チューブ状のものだったな~。
ドイツにももちろんあるんだろうから、と薬局へ出かけた。

症状を伝え3種類ほど出してもらい、きっとこれでしょうと言われたものを購入。
家に着くまで待てない!と途中の道端で箱を開けてみた。
そうそう、チューブ。
「Kamistad Gel」 と書いてある。
手に取ってみると、辛子色のクリームが出てきた。
私が知っているのはやや乳白色がかった透明な軟膏ですが・・。
塗ってみると、甘い香りと甘味のあるもので、、、少しするとものすごく痺れてきた!
薬剤師さん(?)が、これはリップクリームみたいに唇に塗っていい、と言っていたので、
口角に多めに、唇全体に塗ってしまった後だったから、ジンジン痺れて痛みが走った。
辛子色って、本当に辛子が入っているとか?・・いや、ないない。
でも本当に、麻痺してきた。抜歯のときの麻酔の感覚に似ている。
私に売ってくれるくらいだから、大丈夫だと思うけど、本当に大丈夫だろうか?

確かに、このクリームを塗った後は口角が切れなかった。
今日から数日試してみよう。どのくらいで治るかな。痺れとの格闘だけど・・。

ドイツのベビーカー事情?その2

日本から持ってきたベビーカーが壊れ、新たにドイツで購入したことを前に書きましたが、

こちらのベビーカーは大きいです。
うちのものはタイヤが3つのものですが、それでも大きい。
4輪タイヤのベビーカーはもっともっと大きいのです。

気に入っている点は・・
車輪も大きいので、ちょっとやそっとの雪で進まなくなる、ということはないこと。
(日本のベビーカーはちょっとの雪ですぐに立ち往生していました。)
その点、安心です。
全体的に大きいので、持ち手もやや高い位置についている。
そのため持ちやすい。私より背の高い男性は特に持ちやすいでしょう。

そして、何といっても荷物のスペースが大きいこと。
座席の下の部分が荷物スペースなのですが、入る入る、荷物がわんさか入ること。
座席の下いっぱい、バーン!と何でも入っちゃうのです。
しかも、入れやすい。ちょっと屈んだらそのままストレートに入れられるのです。

ここドイツでは、スーパーやその他買い物をするところでは、殆んどレジ袋なるものがないので、皆さんマイバックやマイ籠をお持ちです。
レジを通った品物は、すぐさま自分のバックなり籠に入れていかないとレジが大渋滞、レジのお姉さんの圧力もかかるので、ここを早く退かねばと焦ってしまいます。
慣れないうちは大変な作業です。

そんなことも、このベビーカーがあると大助かり。
買ったものを次々と荷物スペースに入れていけばいいので、早い・簡単です。
牛乳もらくらく5本は入るしその上に相当量のものが置けます。
これを持ってから、買い物が楽になりました(大袈裟ですが・・・)。

乗り心地もいいのか、ダイチもこれにおさまってくれることが多くなりました。その点も気に入っています。
なんだろう、タイヤなのかな・・・。座席のクッションは断然日本のものが良さそうだし。

あとは、いろんな色があること。
うちで買ったベビーカーはそんなに変わった色ではないのですが(・・黄緑ってあまりない?)
目立つ色やあまり見ない配色だったりで、ベビーカーが大量に置いてあっても、すぐにうちのだ!とわかる点。
日本のものは、みんな似ていて 乳幼児健診などでベビーカー置き場においておくと探すのに一苦労でした。

お安く購入できたわりに、かなり満足度の高いベビーカーでした。
といっても、私は今でも日本で売られている、機能的でコンパクトなベビーカーのほうが好きなのですが。
郷に入れば郷に従えというとおり、ドイツではドイツで多く売られているベビーカーが使いやすいようです。

昼食も、そして夕食も・・

日曜日。
今日は何だか寒いなーと思っていたら、午後から雪が降ってきた。

お昼はオットがいきなりピザを作っていた。
生地を捏ねて、クルクル~とまわしてみたり (手に巻きついてあまりまわらなかったけど)
えっ!さっきまでパンを作っていたんじゃあ・・と思ったけど。
ピザまで作っているとは思いませんでした。

出来上がりは・・生地は中がもっちりしていて外側はパリパリ、でおいしいピザでした。
こんな簡単にできるんですね、びっくり。
薄味だったからか、ダイチも結構食べていた。
ちょっと黒いトマト(Kumatoと書いてあった。くまと?)、マッシュルーム、ほうれん草、バジルがのったトマトソースのピザでした。

午後はダイチを寝かせるつもりが親2人とも寝てしまい・・
起きたら雪が降っていた。

最近ダイチは夜の寝つきが悪いため、昼寝は程々にと思い起こすことにした。
いつもなら自分で目覚めるまで寝せておくのだが・・
どこかの何かで、目覚ましはりんりんうるさいのより 心地よい音楽がすっきり目覚められていいと見たので、歌って起こすことにした(笑)
これは初めての試み。
2曲目に突入直後、なんとダイチは泣き言もなくスクッと起きて、
『なんだ??』 とはっきりものをしゃべった。(なんだ??はちょっと余計だったけど・・)
そして頭も冴えている様子だったので、この目覚め方、ちょっと使えるかも♪と思ったのでした。
(ただ単に十分寝て起きるタイミングだったということかもしれないけど)

そんなばかなことをしている間に、オットは夕食の準備をしていた。
夕食は、ローストチキンでした。
途中、熱くて焦っていたあまり塩が入ったビンを割るというアクシデントに見舞われたが、そんなことは忘れてしまうくらいのおいしい出来でした。
鳥さんのお腹の中に入れるスタッフィンは、以前のじゃが芋とマッシュルームのハーブ炒めのほうが口にあったが、今回のパン粉のものもおいしかった。
ダイチも 『しょっぱい~』 と言いながら口に運んでいた。
この前の金曜日、近所で開かれたマルクトで売られていたローストチキンを買いそこねていたので、大満足の一品でした。

ここ最近、休みの日はずっとオットが料理をしている。
私が強要しているわけではありません。 オットはすすんで、というか作るのが楽しくて作ってくれている。
私と違って料理が楽しいようで、私はとてもうらやましい。

2011-02-20

自家製ピザ作り

今日はピザ作りに初挑戦した.先日食べた冷凍ピザに触発されて作ろうと思い立った.
ドイツのスーパーの冷凍食品コーナーには冷凍ピザがたくさん置いてある.
しかも日本ではあまり見かけない直径18cmオーバーのピザである.ピザハットとかのMサイズだ.日本ではオーブンがない家が多いだろうから18cm級のピザを焼くのは無理がある.

ところが,私の借りている家具付きアパートでは巨大な(といってもこちらでは普通サイズだろうが)オーブンがついている.だから18cmピザなど楽勝だ.

こんなオーブンがあるのだから,とにかくオーブン料理をいろいろ作ろうと日々奮闘中だ.これまでにパン,鶏の丸焼きなどを作ってきた.それで今回はピザだ.

レシピをネットで調べて,適当にアレンジをして生地をコネコネ.途中で大ちゃんも手伝ってくれた.
大ちゃんはパン作りでもなんでも料理関係は積極的に手伝ってくれる.むしろ主導権を握りたがる.途中で僕がつろうとすると,「だめ!やらない!」と言われたりもする.急いでいるときなど,ちょっと面倒だが,頼もしい息子だ.

トッピングはケチャップソースをベースにチーズやマッシュルーム,ほうれん草,バジルを盛りつけた.もちろん盛りつけは大ちゃんの仕事だ.
ピザのトッピングして得意満面な大ちゃん
そしていよいよオーブンへ.230℃くらいに熱したオーブンにどかんと放り込むこと15分ほど.いい感じで焼き上がった.


多少バランスが悪いが見事に焼き上がったピザ
 
焼き上がったピザを切ってみた

ほら,おいしそうでしょう.初挑戦にしてはなかなかいい仕上がりだ.ドイツは乳製品が安く,当然,チーズも安い.だからピザにもいろいろな種類のチーズをふんだんに盛りつけられる.これからどんどん作っていくぞ-.


ボタンが掛けられる

ダイチが、ボタンを掛けられるようになった。

以前からオットがボタンの掛け方を教えていたそうだけど、
私はあまり知らなかったので 急でビックリした。

夕食後、ダイチが向こうをむいて何かをしていた。
何か小さいおもちゃでもいじっているのかとあまり気にしていなかったら、

『みてみてー! これ~』 とニッコニコ顔で振り向いた。
手にはパジャマのボタンが。

さっき、外してと言ったからボタンを外したはずなのに
「自分でボタン掛けたの?? もしかして?」 と聞くと、
もう一度挑戦したいようで、今度は思いっきりバキバキとボタンを引っ張って外そうとしてた。

また全部外してやると、器用にボタンを掛けていく。
『みてみてー! みてみてぇー!』 嬉しそうにしていた。
見てたよ!ほんとに自分で掛けちゃうんだね~、と私も嬉しかった。

何かが初めて出来るって、人生の中で一度きり。
その瞬間は、とっても嬉しいんだろうなぁ。
その瞬間を見れるのもとても嬉しいことです(見たのは2回目のものだけど・・)

2011-02-15

ハーブ

うちで育てているハーブは、今 3種類になってしまいました。


太陽を浴びて青々しています

この前まで、パセリもあったのですが、見る見るうちに元気がなくなり
しなしなに枯れてしまったのです。
水遣りがいけなかったのか・・・。
いまは、バジル、ローズマリー、あさつき(ハーブ?)です。
料理に大活躍です。


(っっふーーっ)ちょうちょうは元気です。
このごろ、小さな虫が発生しています。小さな飛ぶ虫。
どうやらこの植木が発生源かも・・・。
元々いたのか、外へ出しているときについてきたのか、
何だか最近、多くなったような気がします。
まさか、ここで巣立っていないよね? 不安です。

だいたい、一植木鉢1.5~2.9ユーロで購入しました。
バジルは2鉢目です。最初のは、切り方を間違えて育ちませんでした。
いろいろあると便利です。

2011-02-14

ドイツ人との会話・日本語で

今日は日曜日。
いつもなら2番目に起きているはずのオットが起きない。(ダイチがいつも1番目)
ダイチになぜか起こされた。ダイチもわかってるのかな、オットが具合が悪いこと。

そう、昨日からオットの具合が悪い。
まだまだ頭痛が続いている。聞けばかれこれ1週間くらい頭痛があったそうで、昨日がピークでそれが今も続いていた。
昼前まで家にいたが、ダイチはどうやら外に出れないのが理由で寝ているオットをバシバシ叩く!
やめてやめて~、頭はやめて~、パパ死んじゃうよーと離したが、ダイチは収まらない。
気分転換に外に出ることにした。
このひどい私は、寝ているオットにも “外の空気吸ったらよくなるかも!” と誘って連れ出してしまった!
昨日あんなに反省したのに、また無理強いしてしまいました・・。

ベーカリーカフェでお昼を楽しみ、ダイチもホットチョコレートで口の周りをヒゲのようにしながら 積み木を楽しんだ。
オットの頭痛のピークは少し過ぎたかな。
そのカフェは家の近所なのだが、今日は見知らぬ人から声をかけられた。(ドイツ人)

「コンニチハ」
「こんにちは!日本語できるんですね!」
「ハイ、大学、通ッテマシタ。三鷹ニ住ンデイマシタ」
「東京に住んでたんですか。何年くらい住んでたんですか?」
「センネン、デス」

「(はっっ!センネンは千年のこと?)(1000年のこと?)・・・1000年も??」
「ハイ、1000年デス」 と、とても笑顔で。

このあと、1000年が10年だということが判明し、人のよさそうな彼も笑っていた。
その後少し会話しました。
わざわざ、声をかけてくれて、私たちは嬉しくなりました。そしておもしろかったです。


こんなこともあり、オットも少しだけ良くなったので、今日は無理して外出してよかったなと思ったのでした。

2011-02-13

迫真の演技

我が家の風邪はおおむね去ったようなのですが,なぜか僕だけずっと頭痛がしています.特に昨日から頭痛がしており,嫌な感じです.もともと寝不足などになると頭痛になるので風邪の影響が残っているのかもしれません.

さて,最近の大ちゃんは何かになりきったり(→記事「なりきりごっこ」参照),いろんな作業の真似っこをしている.
中でも,料理作りの真似っこはなかなかすごい.真似っこ遊びの始まりも確か料理作りだった気がする.

今日の真似っこ遊びはこんな感じ.

ダイチ「パパ,おなかすいた? なんか,たぶ(食べる)?」
パパ「うんうん.なんかつくって」
ダイチ 「うどんある!」
(うどんを鍋にいれる仕草)
ダイチ「バチバチ モクモク」(たぶん,お湯が沸騰して,湯気が出ている状態を表している)
ダイチ「お皿,ある」 
(お皿があると思われる場所にゆであがったうどん?を移している)
ダイチ「あちっ!」 (たぶん,お湯が熱かったのだ)

パパ「ありがとうー」
と言って食べようとすると食べるのを制止される.

ダイチ「マッひゅルーム(マッシュルーム),ある」
ダイチ「ジュワー,モクモク」 (たぶん,フライパンで炒めている)
炒め終わったのか,うどんのお皿(もちろん見えない)に移してくれる.

パパ「ありがとうー」
と言って食べようとすると,また食べるのを制止される.
今度は何だろうか.

ダイチ「スープない」

うどんはつゆだろと突っ込みたくなる.え?つゆ入っていないの?しかも無いの???

ダイチ「スープ買う」

ダイチが部屋の隅に行き何かを取る仕草.
ダイチ「ぴっ」 (スーパーのレジでピッピッと買っている模様)

ダイチが買ったスープ(つゆ)をお皿に入れてくれる.

パパ「ありがとうー」
これでうどんを食べることができた.もちろん真似だけど.

と,まあ,こんな感じの料理ごっごをずいぶんとやっている.今ではハンバーグやおにぎりも作れます.お湯に触ってしまって熱がっている様子など,まさに迫真の演技.

普通のおままごとの領域を超えていると思うのは親ばかだろうか.まだ2歳2ヶ月のダイチ,なかなかやるな.

それにしてもこういう料理の姿などは我々親の姿を見て覚えてまねするのだろう.いろいろな細かいところもきちんと真似できていてすごいと思う.僕より頭がいいな.すでに負けている気がするのは気のせいだろうか.

2011-02-12

土曜日の出来事・オットがたおれる

今日は土曜日。今のところ我が家では買い物日となっている。
早くこの定番から解放されたい。
今日もお米やら食材やらを買いに行った。日本食材店と、韓国食材店へ。
帰り道、イタリアンレストランでお昼にした。大人にはおいしいと感じる味でも、小さな子どもにとっては“うえっぇ”と思うようで、ダイチは飲み物とピザのハムやチーズをちょっとかじっただけで終わった。
イタリアンに限らず、ダイチにはドイツの味は全般的に濃いようで。。。
薄味で育った日本人には、基本的に殆んど濃く感じるのではないかと思うのは私たちだけではないハズ。

バスで帰る途中、大きなホームセンターと植物店に立ち寄った。
プランターや鉢を探していたのだが、小さな鉢をいくつかと、料理に使えるハーブを2種類購入した。
手ごろにハーブが手に入るので、ふんだんに料理に使えて嬉しい。何種類か入れてみると、簡単な味が複雑に調合されて深みが増す(と思う)ので、ありがたいものです。

その夜から、オットの具合が悪くなった。
またその日も夕食を担当してくれて “3品が40分でできたよー” と和気あいあい食事をしていたところ、
急に “頭がいたい・・” と横になったオット。
顔面蒼白で、頭痛を訴え、石のように動かなくなった。呼吸はしている。気分も悪い。
今にも死んでしまいそうで、とても不安になった。
ダイチのこと、ミュンヘンでの生活、引っ越し、仕事、荷物・・・
いろんな心配が駆け巡り、オットがいなくなった生活を考えると急に不安になった(話が急すぎですが)。
やっぱり、健康が一番だ。
やれ旅行だ、部屋が片付かない、洗面所が汚れる、歯磨きをしないなどと不平不満ばかりが目立ったこのごろでしたが、やっぱり健康でいてくれればあとは少々乱雑でも、それだけで大満足なのです。
日ごろのそういった不平不満の圧力が、この人を弱らせているのかも・・と考えてしまいました。
最近は毎日食事をお任せしちゃっている・・
反省です。
健康なだけで幸せ、あとは二の次! 支えあおう。
これからは心を入れ替えていこう。 初心に戻ろう。

こんな決意をオットに伝えたら、“病気になってみるもんだ・・” と青い顔をしながら返してきた。
ただの風邪だったらいいけど・・。

2011-02-11

髪を切る

何とオットは昨日徹夜をしたそうで・・・。
仕事をチョイチョイ、ドラマがメインで、と言う。
それも、日本のドラマが見られるサイトがあるとか何とか、喜んで話してくれた。
そんなで、全くふざけたオットは朝からお眠りモードでしたので、外出の予定を変更し養生することに。

でも、昨日夜中まで家のカビ取りをしてくれていたのは知っているので、感謝です!

前から、ダイチの髪の毛が長くて気になっていたので、オットが切ることにした。
そばで見守っていると、その手は何だかぎこちなく、そしてダイチはおもしろいことになった。
前髪が、ぱっつん! 揃っているではないか!
そして微妙に切り残しのボソボソもあるし。
聞けば、生まれて初めて髪の毛というものを切ったとオット・・・。
(男性はみな殆んどそうなのかもしれないけど)
ダイチをこんなにして、記念になりましたね。

自分でやりたい年頃のダイチは、そのあとオットの前髪もチョキチョキ切っていた。
しかも、はさみの先を刺すようにして切るので危ない危ない。
イヤ!と言われながら手伝い、終了した。
男性陣2人、新たなスタートです。

2011-02-10

快復して、散歩。

今日は木曜日だったが、オットが仕事を休んだ。
昨日まで3人でついらい状況だったため、大事を取ることに。
とは言っても、今日は何だかみんな快復状態で、どうしようか~何しようか~と考えてしまう。

とりあえず、部屋の壁にカビらしきものがいるので、それを退治するものなどを買いに行こうとドラックストアを目指し、近所を散歩しながら歩いた。
小道に入っていくと、カフェ・チョコレート屋さん、床屋さんなどがあり、パン屋さんもあったので入ってみた。
ここドイツ・ミュンヘンにはいたるところにパン屋さんがある。
大きいところからこじんまりしたところまで。カフェが併設されていることも多い。
今日の近所のパン屋さんは小さくてパンとケーキの販売のみ。
おばあさんが一所懸命やっているところだったし、並べ方がよく見るものと違っておもしろそう(おいしそう、かな?)だったので、入ってみることにした。基本的にパンは大好き家族である。
そしてオットはちょっと変わったものが大好き、買い食い・衝動買い大好き人間だ。

パン屋さんは思ったとおりの素敵なところだった。
古めかしい店内に、無造作に置かれたパンが所狭しとお客を待っている。
ケーキと甘いパン、クロワッサンを頼んだら、ダイチはおばあさんからおいしそうなブレッツェルを頂いた。ずっと離さなかったが最後にダイチからちぎってもらったそのブレッツェルは、薄い塩味でふんわりとおいしかった。
近所においしいパン屋さんがあるとそれだけで嬉しくなる。今日はいい発見をした~。

今日は3人共病みあがりということもあって、お茶漬けに始まり、昼はちらし寿司と慣れ親しんだものにした。
なのに夜はピザとスープ。
ピザは2枚だったけど多くて食べ切れなかった。胃が小さくなったのかな。
スープはオット作だったが、オニオングラタンスープで、いい味だった。やさしい味。
最初はこんなに焦げてるけど大丈夫なのかなと不審だったが、全然苦くない、ほんのり甘くておいしいスープだった。
誰かに作ってもらう食べ物っておいしい。誰かに入れてもらうお茶はとってもおいしい。
自分で入れるより断然おいしい。
オットは食事を好んで作ってくれるので、とてもありがたい。
私はいつもおいしい食事とお茶にありつけるのである。
幸せ。ありがとう。

ダウン3日目

今朝は、ダイチの 『しーしー!』で目が覚めた。5時くらい。
そうしたら、『うぅん、うぅんもー』と言うことになった。
最初は頑張って!と励ましていたが、30分も座ってるともう諦めて!となり、降ろすと『でるー!』と泣くし、座ると半目状態で意識がなくなる。眠いのに、大がしたい感じがあるのだろう。
そんなこんなで1時間、やっとトイレから降りてくれて、寝かせようとするけどダイチはもう起きる、と言う。
仕方がないので、ダイチにパンをあげて親は二人、ダイチの座ってるテーブルの前に布団を持ってきて寝た。
ずっとそれを見ていたらしい。(オット曰く)
悲しそうな目でずっと見ていたらしい。
私が気づくとダイチも隣で寝ていた。
それから5時間、お昼まで寝ていた。

私は昨日の名残でまだ気持ち悪く、寝ていたかったのでちょうどよかった。
オットは今日は写真撮影があるとか何とか言ってまた仕事に行ってしまった。昨日夜中まで吐いていたのに。

お昼は何も作れなかったので、ダイチの大好きなクロワッサンと、リンゴとイチゴにした。
食べてる途中、ダイチが涙ぐんで、目を拭いてと頼んできた。
顔をくしゃくしゃにして泣いた。
そのあと、朝、私たちがしていたように、ダイチも同じ場所で横になった。
涙・・・あの、朝の光景を思い出したんだ。きっと、悲しかったに違いない。
ごはんを一人で食べて、親がその前で寝てるなんて。
それとも、二人のつらそうな姿をみて何か感じたのかな。
どちらにしても、ダイチには泣くくらい悲しいことだったのだと思う。


ダイチは夕方オットが帰ってきてからグズグズ言うようになって、さあ、ごはん食べよー!と椅子に座った瞬間、ゲゲーと勢いよく吐いた。
ダイチはまだ治ってなかったんだ。
子どもは病気になりやすいけど、治るのも早いと言うが、まだ治ってなかったんだ。
昨日はもう大丈夫だと思って薬をあげなかった・・・ごめんね、ひどい親だね。
トイレで 『うぅん!』 を頑張ってから、もうその途中から半分寝ていたので、坐薬を入れて寝せることにした。
夜、何度も何度もうなり声を上げて、苦しそうだった。

オットと私はだんだん体調が戻ってきている。
早くよくなってダイチのことを看なければ。

2011-02-09

ドイツのベビーカー事情?

先日,日本から持ってきたベビーカーが壊れてしまいました.その前からベビーカーにつけるプラスチック製のフックが2つも壊れるなど,日本から持ってきたプラスチック製品がことごとく壊れていきます.ミュンヘンの寒さでプラスチックの持つ粘りが無くなって壊れてしまうのでしょうか....

ベビーカーは無いと困るのでこちらで新調することに.ベビーザラスや百貨店に見に行ったのですが,こちらのベビーカーは,ほぼすべて折りたたんでの自立が不可能.折りたたみ方も難しいものが結構ある.日本の見たくワンタッチで折りたためるものなどありません.

店員さんに,折りたたみが楽で自立するものが良いというと怪訝な顔をされます.そしてそんなのは見たこと無いわ,と.

それもそのはず,上述したようにミュンヘンというかドイツでは公共交通機関でベビーカーを折りたたむ習慣がありません.バスでは必ずと言っていいほどベビーカー用のスペースがあります.電車でも入り口付近を優しいドイツ人達がすぐに譲ってくれます.誰も迷惑そうな顔をしません.


そのためでしょう,自立できるベビーカーがほとんどないのです.その分かどうか知りませんが,日本のよりお安いです.ということで70ユーロくらいで,折りたたみのできない大型車輪のベビーカーを購入しました.問題は日本に帰ってから折りたためないことです.帰国するころには,日本もドイツみたいに公共交通機関でベビーカーをたたまなくても良い雰囲気にあふれていると良いのに.

みんな、ダウン

昨日のダウンがうそのように、ダイチは元気になった。
朝、牛乳が飲みたいと 『う!う!』 と叫んだほど。ダイチは牛乳のことをまだ『う』としか言わない。
牛乳を一気飲みしてしまい、直後にゲポっと戻してしまったが、それを見て 『おもしろいね~!』 と笑っていたのできっと大丈夫。

昨日の夜からオットは具合が悪くなり(何度も吐いていた)、今朝もだるそうだった。
なのに、採点があるからとかなんとか言って仕事に出かけてしまった。大丈夫かな~心配。
そうこうしていたら、今度は私が吐きそうになってきた。
お昼前に何だかムカムカするなーと思ってご飯が食べられなかったけど、夕方、嘔吐。
これは、これは・・・、みんながなった、アレ?
ダイチの事をろくに相手もできず、ダイチは一人で静かに遊んでいた。
私が吐いていると、ダイチが駆け寄ってきて 様子を見る、顔を覗き込む、ティッシュを取って渡してくれる、吐いたものを見る・・・などいろいろしてくれた。
これはただ事ではない、と感じ取ったのだろう。

その後、オットが帰ってきて私はバタン・キューとなった。
ごはん、おふろ、歯磨き、遊び、そして寝かしつけ・・まだ万全じゃない体調で全部してくれたオットに感謝感謝です。やっぱり頼りになります。

私は夕方から寝続けていたら、夜中 オットのうめき声が・・・。また来たらしい。
今回のコレは、治ったと思ったらまた繰り返すのかもしれない。
私もオットもダイチに処方された薬をお借りしました。
早くよくなりたい。健康って幸せなことですね。
何でこうなったのかわかりませんが、これからは手洗い・うがいを徹底します!

2011-02-08

子連れに親切 -ドイツ人の良いところ・悪いところ (1)

ドイツミュンヘンに来て早一ヶ月半ほど.ドイツ人の良いところ,悪いところが目についてきた.
今のうちに気づいたことをまとめておこう.

まず,良いところ第一弾.子連れにすごく親切なことです.バスでも電車でもとにかく席を譲ってくれる.
おじいさんでも,子連れには席を譲ってくれる.

バスにベビーカーと一緒に乗り込むと,すぐにベビーカーを置きやすい角っこスペースを空けてくれる.こちらでは日本のようにベビーカーを折りたたむ習慣がない.2人用ベビーカーでも折りたたまずにそのままだ.どんなに混んでいても.それを誰も迷惑だと思っていなそうだ.
日本では何となく肩身の狭い公共交通機関でのベビーカー.こちらではこんなにも堂々と乗れるのかと感心した.

子連れ優しい国っていいね.

パン粉がない

ドイツでは日本でよく使われるパン粉がないようだ。

パン粉そのものは売られているのだが、とんかつとかコロッケに使えるようなパン粉ではなくて、もっと細かいパン粉なのだ。もちろんそのようなパン粉でも料理できなくはないが、仕上がりなど、ちょいといまいちだ。なんだか妙な味がついている気がするし.


我が家では古くなったパンをおろして”自家製?”パン粉を作ったりしているが、そんなに多く作れるものではない。となるとやはりドイツ市販のパン粉を使うしかない.

昨日は久しぶりにコロッケを作ったのだが,パン粉が無くてドイツ市販のパン粉を利用した.衣がサクッを通り越してかりかり過ぎになってしまった.古いパンを卸したパン粉でもいくつか作ってみたがそちらはうまくいった.

明日はとんかつを作ろうと思っているが,パン粉をどうするか...

隣室のピアノ

隣か下の部屋かわからないが、ピアノの音が聞こえてくる。
日によってうまさが異なることがあるため、どうやらこのアパートでピアノ教師をやっているようだ。

問題は夜。9時を過ぎてもピアノの音が聞こえてくるときが結構ある。うちの息子の大地はだいたい8時にベッドに向かうようにしているが、ピアノの音が怖いらしい。それで、そのピアノが終わるまで眠れないのだ。

騒音に敏感なドイツ人と聞いているが周りの部屋の住人たちはうるさいと思わないのだろうか。私も子供がいなければ9時や10時くらいまでは我慢できるが、私の常識では集合住宅でのピアノは8時くらいまでだと思っている。

ここら辺の”常識”を職場のドイツ人6人に聞いてみた。

するとすると、6人中5人は10時まで、1人が8時までという結果になった。
ドイツの”常識”では集合住宅でのピアノは10時までは許容されるっぽい。

うーーーん。そうか、10時か。意外と遅いのね。ということは隣人に苦情を言っても、逆に怪訝な顔をされるかも。まあ、言うだけ言ってみるか。

2011-02-07

ダイチ・ダウン

2月7日早朝4時、ダイチが嘔吐した。昨夜からあまり食べてなかったせいか、もう消化されてしまったからか、吐くものは胃液だけ。
頻繁に吐くので、とても苦しそう。
なのに、親は何か食べさせようと パンやスープを食べさせようとする・・・ひどいね、ごめんねダイチ。

これは治まりそうにないと、病院に行くことにした。
病院にいく車の中でも吐き、病院でも吐いた。もう10回以上吐いている。
そして何も食べていない。病院では脱水に注意してくださいと言われ、そこでハッと気づいた。
ダイチ、昨日の夜から何も食べてナイ!飲んでナイ!
これじゃぁいつ脱水になってもおかしくない、そんなことも気づかないなんて、両親揃って病院で反省しました・・・。
病院では、体温を測ったり お腹の状態を診てもらったりして薬を処方してもらった。
薬は吐き気止めの坐薬と、胃腸の調整薬、ポカリのドイツ版・粉薬の3種類だった。
先生に “ベーして。舌だして。” と言われたダイチは一言 『いや!』。こんな苦痛状態でも自己表現ができました。

オットに薬を薬局でもらってきてもらい、場所を借りて病院で坐薬を入れることにした。
嫌がるだろうなと思って気を張っていたが、抵抗もなくすんなり挿肛できた。
抵抗する力もなく、体が脱力していたんだろう。そのあとすぐベビーカーで寝て家に着いても起きず、4時間寝通した。

道中、代わってあげられるなら代わってあげたいね、とオットと言っていた。
その夜、オットが吐き始めた。つらそう。
きっと、ダイチと同じものだ。時間差できたのだ。

少しよくなったダイチは、 ’なんじゃ、あれはーー!’ と言ったかは知らないがビックリしてトイレのオットの後ろ姿を見ていた。
オットは顔面蒼白、身の置き所のない状態でかわいそうだった。
異国の地で、病気のとき困るのは、病院と あとは何といっても食だと痛感。
弱った胃には、日本のおかゆ、うどん、梅干し(?)、最高です。

2011-02-06

夜中のトイレ

昨日は早めに寝てくれたと思った。
が、23時ごろ、急に『うぅん、うぅん!』と叫び声。
このところ夜中でも『シーシー』と小を教えてくれるが、大のほうはなかった。
トイレに連れていくと、ゆらゆら揺れながらもしっかり体勢は整っている。しかし、目は半開き。
時々いきむが半分寝ている。これではお尻が痛くなってしまうし、第一、出ないんじゃないかと思い、ベッドに連れて行くが 大泣きしてまたトイレへ逆戻り。
一緒に腰背部を指圧して来るのを待った。
こんなことを20分もしていた。

来ないので、結局説得して寝かせたが、なかなか出ないものが、相当苦しかったに違いない。
熟睡中から排便感で目が覚めるとは・・・。かわいそうだった。

前は一日1~2回の快調回腸だったけど、ミュンヘンに来てから困難になってきた。
食べ物がそうさせるのか、運動不足か・・思い当たることは多い。

でも少し荷物になったけど、前から使っていたトーマス君の便座、持って来てよかった。手荷物で、かなり場所を取ってたけど・・。
ダイチはトーマス君を気に入っている。
でも時々『しない!』とトーマス君抜きでトイレに座ることがある。
そんな時は、足を開きすぎてまた切れるんじゃないかと母はハラハラです。
また明日もダイチのことよろしくお願いしますトーマス君。

2011-02-04

フジさんとテオちゃん

先週末からいよいよ幼稚園がスタート.これから友達がいっぱいできるだろうけど,それまでは友達が全然いなくて寂しかったようだ.
これまでの友達は日本から持ってきたぬいぐるみ達.

一番仲がいいのがテオちゃん(写真右).ベネッセの子供チャレンジに出てくるしまじろうだ.うちの大ちゃんはしまじろうのことをなぜかテオちゃんと呼ぶ.
これは子供チャレンジの付録についていたテオちゃん.
もうひとり,最近のお友達はフジさん(写真左).ヒツジさんのことだが,何を聞き間違えたのかフジさんに.我が家ではすっかりフジさんで定着している.

大ちゃんのお友達,テオちゃん(右)とフジさん(左)
大ちゃん はフジさんとテオちゃんと良くおしゃべりをしている.幼稚園に通い出してドイツ語をマスターしていったらこの会話もドイツ語になるのだろうか?

テオちゃんとフジさんが会話している

 ぬいぐるみでの会話をしている大ちゃんはなんともかわいいもんだ.最近ではテオちゃんをトイレに連れて行っておしっこをさせる真似っこまでしている.自分が体験したことをぬいぐるみさん達にも体験させてあげているのだな.どんどん成長している息子に感激だ.

散歩にテオちゃんを連れ出す大ちゃん

寝ぐせ

昼寝から覚めたらたいそうな寝ぐせだった。



(いっぱい寝た~)

写真ではあんまり分かりませんが、全体がモジャ~ッとしてます

(恥ずかしいなぁ~)
寝相が悪いので、寝ぐせもすごいです。

あたたかかった一日

今日は暖かかったのに一歩も外へ出ず。
洗濯はしたかったので、地下2階にある洗濯室へ行ったのみでずっと家に閉じこもっていた。
ダイチに、洗濯に行こーと誘ったが、まさかの『部屋でまってるです!』だったので、一人で洗濯してきました・・・。
泣いてるかな~と思いつつ急いで部屋に戻ると、一人で待てたもん!と言わんばかりのニコニコ顔が。
えらいねーと褒めると、『ただいま!』と逆に言われてしまった。

今日は簡単にスコーンを作った。前回はクッキーのようになってしまったので今日は汚名返上する!と意気込んで作ったわりに、また似たようなものが出来上がってしまった。“簡単スコーン”をつくったのになー。
ダイチも生地を触りたいので近くに寄ってきた。辺り一面が粉まみれになってしまったが、この作業、大好きのようで、思う存分泥んこ遊びも出来ないしまぁいいか、と見守っていた。
そういえばミュンヘンに来てから砂場で一度しか遊んでいないなぁ。その時も砂がものすごく冷たくて、途中でやめさせてしまったっけ。
前は毎日砂場で遊んでいたのになぁ。
日本の公園が恋しくなりました。

・・・で、無事スコーンが焼きあがり、食べてみたけど。。あまりおいしくなかった。自分で作っておいてなんだけど、これはスコーンじゃない。  ダイチに、
これ味薄いね、というと、『でも、おいしい!』
これ硬いね、というと、『でも、おいしい!』
このスコーン、おいしくないね、というと『おいしいでしょ』
本気?お世辞? お世辞なわけないよね? まだお世辞なんて知らないよね?

とても思いやりのあるやさしい子に育ってるようで(?)私はジーンときてしまいました。心もあたたかくなった瞬間でした。

パパがいぃー!

このごろダイチはパパ好きになっている。
毎日オットが仕事へ出かけると、途端に『パパいいー!パパがいぃー!』と泣く。
それだけパパと一緒の時間が楽しいのだろう。・・が、私は悲しい。


今日もオットがいなくなると『パパー!』と始まった。
『パパ、がっこ。ぼくもいくデス』オットが聞いたら喜ぶようなことを言ってくれる。


今日は日中、陽が出て温かくなったので、公園経由買い物に行った。
公園は、やっぱり誰もいなくてダイチと二人きりだったが十分楽しかった。
雪はまだまだとけていなくて、歩くのも一苦労。
ダイチは初めてシーソーを体験した。出掛けに丁度、シーソーのDVDを見ていたダイチは『リンゴ、リンゴ、あった!』と目を輝かせている。多分シーソーにリンゴが乗っていたのが映っていたのだろう。
あれはリンゴじゃなくてシーソーだよ、と教えたけど、そのあとも公園ではリンゴになっていた。


今日も“なりきりごっこ”が流行っていた。
名前を呼ぶと、『しんかんせん、でーしょ』『おじいさん、でーしょ』と訂正して、そう呼ぶまで返事はしない。何度も訂正する。
私はもうすっかり忘れて(すぐに忘れる・・)ダイチ、と呼ぶとすかさず『しんかんせん、でーしょ』。
彼は忘れていない。ずっと続いているのだ。その記憶力に感心です。


ダイチはまだ鼻は出ているけど、もうすっかり風邪は治ってきている。それにひきかえ私も夫もずっとのどが痛くて咳が出て鼻水も出て・・ミュンヘンに来てから結構風邪を引いている。
一通り風邪を引いたら、もうかからなくなるのだろうか、免疫を付ける時期なのだろうか・・・。
明日はすっきりしたいなぁ。。

2011-02-02

今日もパン作り

ここにきてから毎日のように家でパン作りをしている。
(ほとんどオットが作っているのだが・・・)
今日は私が作ってみた。1~2ヶ月ぶり。

こちらドイツでは、生イーストが格安で売られている。小さなスーパーにもきちんとおいてあって、オットが調べてくれなかったらきっと見過ごしていただろうけど、バターやチーズ売り場のあたりにちょこんと置いてあった。
価格は42gで0,15ユーロ。安いでしょう~。
購入するときは、まず賞味期限を確認!
なんせ、以前、家のストックがなくなって買いに行き、気にもせず手に取ったものを見るとそれは賞味期限を1週間も過ぎているものだったから。
生イーストをぬるま湯に溶かして発酵させたものを、うちでは種くんと呼んでいる。
種くんが発する『プツプツ・・』と言う音は、なんともかわいらしい。あぁ、種くんは生きているんだな、種くんを育てているんだね、と実感できる瞬間です。

ダイチはパン作りも手伝いたいので、一緒にコネコネ、バンバン、と生地を捏ね、発酵後の成形作業も独自の想像力を働かせ成形。私もダイチの喜ぶ顔が見たいから簡単な創作ものを作った。
自分で作ったからか、焼きたては無条件においしいのか、パンが焼けるとお腹いっぱいでもどんどん食べるダイチ。
今日は取っ手つきの“バックパン”。形はいびつになりましたが、ダイチは『これバック?パパの??いいの?』などと期待通りの反応をしてくれました。
ダイチが昼寝してから作ろうかなと思っていたが、一緒に作ると後片付けが大変だけど楽しく作れるのでやっぱり一緒に作ってよかった。(ダイチが遊ぶので、パン生地がちぎれて思ったより少なくなるけど・・・)

今日はこのパンでチーズフォンデ風の夕食です。